電子小説サービスが不正アクセス被害、メールアドレスなど最大3万3千件超流出の可能性|サイバーセキュリティ.com

電子小説サービスが不正アクセス被害、メールアドレスなど最大3万3千件超流出の可能性



画像:個人情報の流出に関するお詫びとお知らせ/株式会社ビーグリーより

株式会社ビーグリーは2019年12月25日、同社が運営する電子小説サービス「ノベルバ」のサーバーが外部からの不正アクセスを受け、利用者のメールアドレスを含む個人情報最大3万3,715件について、流出の可能性があると明らかにしました。

インシデントは2019年12月19日、同社の監視プログラムが異常を検出したことにより発覚しました。同社が社内調査を進めたところ、情報流出の可能性が判明。現在、第三者調査機関に調査依頼を出しているところです。現時点で詳細は不明とのことですが、二次被害を防ぐため、顧客への報告を優先したとしています。

一部銀行口座情報も流出か

ビーグリー社によると、サイバー攻撃によりユーザーのIDやメールアドレス、生年月日などに流出の危険性が生じています。また、報酬プログラムに登録していた76件のユーザーについては、銀行口座情報も流出した可能性があるとのこと。

同社は既に警察当局など関係先に報告を済ませており、今後は問い合わせ窓口を設置し、顧客対応に当たる方針を示しています。なお、被害状況は次の通りです。

ユーザー個人情報

件数 最大3万3,715件
内訳 ユーザーID、ログインパスワード、ユーザーアイコン画像、メールアドレス、登録SNSのID(登録がある場合)、性別、誕生年、好きなジャンル、サイト内での行動データ

会員の口座情報

件数 76件
内訳 ユーザーID、氏名(カナ)、金融機関コード、金融機関名、支店コード、口座種別及び口座番号

参照個人情報の流出に関するお詫びとお知らせ/株式会社ビーグリー


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