画像:(情報システム課からのお知らせ)リース契約満了により返却したハードディスクの盗難について/神奈川県より
神奈川県は2019年12月21日、データ処分業者ブロードリンク社を巡るハードディスク情報流出問題について、所在不明状態であったすべてのハードディスクの回収を確認したと明らかにしました。
ブロードリンク社従業員により転売された県のハードディスクは、合計18台です。流出発覚当初はこのうち9台が行方不明とされていましたが、神奈川県はオークションサイトの協力を経て、落札者らにアプローチを継続。
この働きかけにより2019年12月21日までに、残りのハードディスクを所持していた落札者らから、神奈川が回収。整理番号を確認したところ、流出ハードディスク本体と確認が取れたため、すべての回収を完了したと発表しました。
殺到する問い合わせに専用ダイヤルを設置
データの回収を終えた神奈川県ですが、当面の間は一連の騒動の対応処理に追われるものと見られています。
一連の騒動は大々的に報道され、既に多くの神奈川県民の知るところです。同県へのさまざまな問い合わせはHDD回収後も鳴りやまず、県は2019年12月24日、県民らへの説明対応を行う専用ダイヤルの設置を決めています。
参照(情報システム課からのお知らせ)リース契約満了により返却したハードディスクの盗難について/神奈川県