ふるさと納税返礼品メールを誤送信、納税者のアドレス10件が流出│佐賀市観光協会|サイバーセキュリティ.com

ふるさと納税返礼品メールを誤送信、納税者のアドレス10件が流出│佐賀市観光協会



画像:ふるさと納税業務にかかるメールアドレス流出について/佐賀市観光協会より

佐賀市観光協会は2019年12月11日、協会が市から業務受託している「ふるさと納税返礼品発送業務」について案内メールを送付する際に誤送信が発生し、寄付者10名のメールアドレスが外部流出したと明らかにしました。

メール誤送信の原因は、観光協会側の宛先入力ミスです。2019年12月9日、協会担当者が寄附者10名に返礼品の案内メールを送付する際、本来他者のアドレスを非表示にする「BCC」で送付すべきところを、誤って「TO」で送付したことにより、受信者間でアドレスの共有が発生しました。

分割送信するも、2通とも誤送信

協会の発表によると、メール宛先の返礼品対象者10名は品目別に2種類に分類されていたため、メールも2通に分けて送信することになっていました。ところが、送信担当者はミス自体に気付かなかったのか、どちらのメールも誤送信。翌日2019年12月10日に、誤送信メールを受信した被害者らから指摘があり、流出が発生しています。

指摘を受けた協会側は、被害者らに謝罪。今後は、外部メール送信時に複数名で確認し、再発防止に努める考えを示しました。

参照ふるさと納税業務にかかるメールアドレス流出について/佐賀市観光協会


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