画像:研修会参加申し込み時の個人情報の一部公開について/公益社団法人・神奈川県理学療法士会より
公益社団法人・神奈川県理学療法士会は2019年12月2日、同会鎌倉ブロックが主催する研修の参加申込者らの個人情報が、誤掲載により流出していた事象を明らかにしました。
問題となった研修は2019年11月23日に開催が予定されていた「産前産後女性の股関節の運動機能評価と介入」です。同会によると、参加申込者らの氏名、メールアドレス、所属、電話番号が公開状態になっており、期間中に参加申込者ら3名が閲覧しています。
相次ぐ誤掲載
近年、ウェブサイトやその他媒体への誤掲載による、流出インシデントが相次いでいます。
直近では、浦添市主催イベントで過去の参加者ら91名の個人情報が流出したり、宮城県立高等学校で学生情報274件が流出するなどの事例が発生。メール誤送信による個人情報流出と双璧を成す、ヒューマンエラーによるインシデントです。
誤掲載や誤送信による流出は、内部チェック体制の整備が欠かせません。多くの事例ではダブルチェックなどが疎かになった結果として発生していることから、現場サイドで確認作業が流出防止のカギを握っています。
参照研修会参加申し込み時の個人情報の一部公開について/公益社団法人・神奈川県理学療法士会