画像:弊会が運営する「JTAS Store」への不正アクセスによるクレジットカード情報流出に関するお詫びとお知らせ/公益財団法人 日本関税協会より
公益財団法人・日本関税協会は2019年9月17日、同協会が運営するオンラインショップ「JTAS Store」が何者かの不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報最大228件が流出した可能性があると明らかにしました。
同協会によると、犯人は決済システムを改ざんし、クレジットカード決済をした顧客のカード情報を盗み取った疑いがあるとのこと。今後は警察当局などによる捜査に協力するとともに、顧客対応に当たる姿勢を見せています。
システム脆弱性が原因か
日本関税協会によると2019年5月24日、クレジットカード会社の一部からカード情報流出の懸念について通知を受け、インシデントが発覚しました。
通知を受けた同社が第三者調査機関に依頼し、調査を進めたところ、システムの一部に脆弱性が内在していると判明。攻撃者はこれを利用して侵入し、決済システムの一部を改ざんして、カード情報を盗み取っていたという流れが明らかになりました。
被害状況は?
日本関税協会が明かしたところによると、インシデントの被害状況は下記の通りです。
対象者 | 「JTAS Store」においてクレジットカード決済した利用者 |
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期間 | 2018年12月21日~2019年5月24日 |
件数 | 最大228件 |
内訳 | カード名義人名・カード番号・有効期限・セキュリティコード |
参照弊会が運営する「JTAS Store」への不正アクセスによるクレジットカード情報流出に関するお詫びとお知らせ/公益財団法人 日本関税協会