学生アカウントが不正アクセス被害、学内外のメールアドレス約2,500件流出か|鹿屋体育大学|サイバーセキュリティ.com

学生アカウントが不正アクセス被害、学内外のメールアドレス約2,500件流出か|鹿屋体育大学



画像:不正アクセスによる個人情報漏洩の可能性及び迷惑メールの送信に関するお詫び/国立大学法人・鹿屋体育大学より

国立大学法人・鹿屋体育大学は2019年5月13日、同大学に所属する学生のクラウドサービスアカウントが、何者かの不正アクセスを受けたと発表しました。

学生のメールアカウントには、学内外の関係者らのメールアドレスなど、合計約2,500件ほどが記録されており、攻撃者に閲覧された可能性があるとのこと。アカウントを利用し、なりすましメール319件が送付されたと説明しています。

現時点で流出などは確認されず

大学側の発表によると、インシデントは2019年3月16日に発生。大学側は事態を同日中に察知し、該当アカウントを停止する決定を下しました。

その後、調査を進めたところ、何らかの理由で学生のクラウドサービスアカウントが悪用されたと判明。アカウントには、メールの送受信履歴やアドレス帳が記録されており、攻撃者に閲覧された可能性があると発表しました。

同大学によると、記事発表時点で個人情報の流出や、アカウントを利用した学内システムへの不正アクセスなど、二次被害は確認されず。影響が懸念される関係者らに謝罪を表明しています。

攻撃者に閲覧された可能性のある情報

  • 学内外関係者と当該学生との間の送受信メール:1,515件
  • 学内関係者のアドレス帳(名前・メールアドレス):約1,000件

参照不正アクセスによる個人情報漏洩の可能性及び迷惑メールの送信に関するお詫び/国立大学法人・鹿屋体育大学


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