画像:フィッシング対策協議会より
フィッシング対策協議会は2019年2月20日、 日本クレジットカード協会との協業企画「サイバー犯罪被害防止啓発キャンペーン」を開始したと明らかにしました。
同キャンペーンは、フィッシングメールなどを起因とするサイバー犯罪被害の防止を目的としたもの。大手企業に見せかけたメールやメッセージを受け取った際に、「立ち止まって考える習慣」を身に着けるべく、啓発ポスターなど資料の提供を進めています。
前年度比200%を超えるフィッシング詐欺
フィッシング対策協議会はキャンペーンの実施背景について、フィッシング詐欺の急速な増加を指摘しています。協議会によると、昨年度中に協議会に寄せられたフィッシングメールの報告件数は前年度比200%超。また2018年1月~9月に生じたクレジットカード被害額が合計131.8億円と増加傾向にあるとのことです。