ディノス・セシール、リストアタックによる不正アクセス被害|サイバーセキュリティ.com

ディノス・セシール、リストアタックによる不正アクセス被害



画像:セシールオンラインショップより

2017年7月31日、総合通信販売事業を手掛けるディノス・セシールが公式ウェブサイト「セシールオンラインショップ」にて、何者かの不正アクセス攻撃を受けた事を公表しました。

同社報告によると犯行手口はリスト化したパスワード情報を入力してログインを試みる、「なりすまし(リストアタックと呼ばれる手法)」とのこと。11回に渡る不正アクセスが行われた結果、1名の個人情報を閲覧された可能性があると発表しています。

リストの流出元は不明、犯人は国内IPを使用

今回の事件は予測されるIDやパスワードを入力して不正アクセスを試みるという性質上、何らかの事情で被害者のリスト情報が流出した可能性が考えられます。(同社の見解によると、ディノス・セシールとは関係のない部分でパスワード情報が流出した可能性が高いと認識)

なお、同社が不正アクセスの解析を行ったところ、犯人は国内IPを使用した上で犯行に及んだが、同社のサイト内で個人情報を閲覧したに留まり、情報の転送や出力を行った形跡は確認されなかったとのことです。

攻撃後約1時間で探知、パスワードを初期化

ディノス・セシールは31日15時に受けた攻撃に対して、16時には既に認識、被害者のパスワードを初期化する処置を実施することで再発防止に努めています。同社の今回の事件に対するスピーディな対応は、言うまでも無く迅速な再発防止に繋ります。

また、不正アクセスの事実を当日中に公表することで、セキュリティ水準の高さをアピールする効果も期待できるでしょう。次世代社会の担う企業として、模範となる対応だと評価されています。

<参照>
弊社「セシールオンラインショップ」への“なりすまし”による不正アクセスについて /株式会社ディノス・セシール(PDF)


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