
2017年1月19日、情報通信研究機構(NICT)により、IoT製品を通じたサイバー攻撃の通信が年間約1億2600万件にのぼったとの調査結果が公表されました。
IoTの普及は人々の生活を格段に便利にし、今後もこの流れは加速していく事が予測されます。しかし、ネットと繋がる家電製品の増加に比例し、それらに対するサイバー攻撃も急速に増加し続けているのです。
NICTでは近く統計を公表し、関係機関に呼びかけを行うとしています。
狙われる家電製品
インターネットに繋がる製品はパソコンだけではありません。監視カメラや家庭用電話機、ファクス、テレビ、ゲーム機など多岐に渡ります。
サイバー攻撃者は、自身の身元情報を隠すために、第三者のネット機器を介して攻撃を行うことが一般的であり、このため十分なセキュリティ対策が行われていない家庭用ネット機器が狙われるのです。
ネット上では、IoT製品に対するサイバー攻撃を可能とする「Mirai(ミライ)」と呼ばれるウィルスも公開されており、今後も被害は拡大していくと思われます。
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- 2.あなたの会社の情報が漏洩したら?
- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
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