STNetのネットワークに不正アクセス 一部利用企業の担当者情報が漏えいした可能性|サイバーセキュリティ.com

STNetのネットワークに不正アクセス 一部利用企業の担当者情報が漏えいした可能性



画像:株式会社 STNetより引用

光インターネット「ピカラ光ねっと」などを提供する通信事業者の株式会社 STNet(香川)は2025年11月21日、自社が提供する「STクラウドサーバーサービス」などの構築・運用に使用する専用ネットワークが外部から不正アクセスを受け、サービス利用企業の担当者情報やシステム関連情報が漏えいした可能性があると発表しました。

説明によると同社では2025年11月14日、クラウドサーバーサービスの構築や運用に係る専用ネットワークに接続しているサーバーにおいて、不正アクセスの形跡が検出されました。同社が専用ネットワークをインターネットから遮断し調査したところ、ネットワーク接続サーバーに保存されていたリモートアクセス用設定ファイルが悪用された形跡が判明。さらに対象サーバーにサービス利用企業・団体の担当者情報(氏名やメールアドレスなど)が含まれていたことが明らかになりました。

同社は現在、個人情報保護委員会や外部専門機関、警察と連携し、影響範囲や侵入経路の調査を進めています。利用者に不審な電話や電子メールに注意するよう呼び掛けるとともに、窓口を解説。再発防止策の徹底に取り組む方針です。

参照弊社ネットワークへの不正アクセスに関するお詫びとご報告|株式会社 STNet

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