訂正メールを誤送信しメールアドレス漏えい│鳥取県|サイバーセキュリティ.com

訂正メールを誤送信しメールアドレス漏えい│鳥取県



画像:鳥取県より引用

鳥取県は2025年11月12日、鳥取県の輝く鳥取創造本部観光交流局観光戦略課が発信した電子メールについて誤送信があり、送信先となった受信者全員のメールアドレスが相互に見える状態となった旨、発表しました。

発表によると、観光戦略課が空港の利用状況を共有している関係機関に向けてメール配信を行った際、本来はBCCで送信すべきところを、宛先やCC欄にメールアドレスを入力した状態で送信していた、とのこと。結果、計16件のメールアドレスが他の受信者からも確認できる形になりました。漏えいした情報はメールアドレスのみであり、氏名や住所などその他の個人情報は含まれていないとしています。

誤送信が発生したのは2025年11月11日です。同課は同日17時06分に一度BCCで送信していましたが、送信内容に誤りがあり再送。このメールにおいて、宛先設定を誤ってCC等に入力したことが原因となりました。

誤送信判明後、同課は送信先に対して当該メールの削除を依頼しました。公表時点で、漏えいしたメールアドレスが第三者により不正に利用されたとの情報は確認されていない、とのこと。課は今後、個人情報の取扱いに関する研修資料やマニュアルを改めて課内で周知し、メール送信時の取り扱いルールや確認手順の徹底を図るとしています。

参照個人情報の漏えい事案の発生について|鳥取県

SNSでもご購読できます。