山口大学でメール誤送信 合格者115件のアドレスが閲覧可能な状態に|サイバーセキュリティ.com

山口大学でメール誤送信 合格者115件のアドレスが閲覧可能な状態に



画像:国立大学法人山口大学より引用

国立大学法人山口大学は2025年11月21日、入学手続き案内メールの送信時に誤って受信者のメールアドレスが表示される形で一斉送信し、個人情報が漏えいしたと発表しました。

同大によると、誤送信は11月14日に発生しました。職員が総合型選抜の合格者に向けて案内を送る際、本来はアドレスを非表示にするBccを使用すべきところ、誤ってTo欄に設定し、送信しました。結果、受信者同士のメールアドレスが見える状態となりました。

誤送信は電子メールの送信直後、他の職員が気付き発覚しました。漏えいしたのは115件のメールアドレスで、同大学は対象者に対して経緯の説明と謝罪を行いました。公表時点で、漏えいに伴う二次的な被害は確認されていない、とのこと。

山口大学は今後、送信前確認の徹底など情報セキュリティに対する意識向上の取り組みを強化すると説明しています。また、学外者への一斉連絡を行う際には手動でのメール送信を避け、専用サイトの活用やシステムによる送信など、より安全な方法への切り替えを検討する方針です。

参照メールの誤送信による個人情報の漏えいについて|国立大学法人山口大学

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