設定不備原因で学生の情報が漏えいしうる│日本政策金融公庫|サイバーセキュリティ.com

設定不備原因で学生の情報が漏えいしうる│日本政策金融公庫



画像:株式会社日本政策金融公庫より引用

株式会社日本政策金融公庫は2025年10月5日、主催する「高校生ビジネスプラン・グランプリ」の応募受付システムに設定不備があり、特定の条件において個人情報が漏えいしうる状態にあったと発表しました。;

公庫によると2025年9月25日、一部の応募登録者より「同じ学校名で登録した教員や生徒の個人情報を閲覧できる状態にある」旨の連絡がありました。公庫が調査したところ、過去のシステム改修時の不備が原因で検索機能の制限が正しく設定されず、同一学校名で登録した他の教員や生徒の氏名、メールアドレス、住所、電話番号などが閲覧できたことが確認されました。

公庫は問題発覚後、システムを修正し、解消しました。閲覧可能だったのは6名の情報で、公表時点で不正利用や二次被害は確認されていません。今後、システム開発段階からの点検体制を強化し、再発防止を徹底するとしています。

参照「高校生ビジネスプラン・グランプリ」応募者情報の漏えいに関するお詫びとお知らせ |株式会社日本政策金融公庫

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