海外子会社がランサム感染で暗号化被害│竹内製作所|サイバーセキュリティ.com

海外子会社がランサム感染で暗号化被害│竹内製作所



画像:株式会社竹内製作所より引用

建設機械メーカーの株式会社竹内製作所は2025年10月1日、米国の連結子会社であるTAKEUCHI MFG.(U.S.), LTD.(TUS)が第三者による不正アクセスを受け、ランサムウェア被害が発生したことを公表しました。

同社によると、2025年9月17日にTUSのサーバーが不正アクセスを受け、一部ファイルが暗号化されていることが、2025年9月20日に確認されました。暗号化によってTUSの一部ファイルにアクセスできなくなっているほか、不正アクセスを行った集団により一部データが漏えいしていることが調査により明らかになりました。

同社は現在、外部の専門家の支援を受けながら、影響範囲や原因の特定、データの復旧作業を進めています。公表時点で、TUS以外の国内外グループ会社においてランサムウェアの被害は確認されておらず、通常どおり業務が可能とのこと。

同社は、被害の拡大を防ぐための情報セキュリティ対策を強化するとともに、早期の復旧を目指して対応を続けると発表。今後、重大な影響が確認された場合には速やかに公表するとしています。

参照連結子会社におけるランサムウェア被害に関するお知らせ|株式会社竹内製作所

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