不正アクセスでホームページ改ざんに個人情報や一部クレカ情報漏えいか│日本熊森協会|サイバーセキュリティ.com

不正アクセスでホームページ改ざんに個人情報や一部クレカ情報漏えいか│日本熊森協会



画像:X(一般財団法人日本熊森協会)より引用

一般財団法人日本熊森協会は2025年9月、管理するサーバーに不正アクセスが発生し、協会ホームページやメールが改ざんされる事態に至ったと発表しました。

協会によると、不正アクセスにより一時的にホームページの管理画面やメールシステムが利用不能となりました。調査の結果、ホームページが改ざんされたほか、メールサーバーに保存されていた一部のデータについて2013年10月25日以降の履歴が外部に流出した可能性が判明しました。対象データには氏名、メールアドレス、住所、電話番号、「クレジットカード名義(カタカナ)」などの個人情報が含まれていたと説明しています。ただし協会側はクレジットカード番号を保存しておらず、番号そのものの流出は確認されていないとのこと。現時点で不正利用も報告されていない、としています。

協会の事態を受け、サーバー会社や外部専門家と協力し、セキュリティ対策の強化を進めています。今後は同様の被害を防ぐため、管理体制の見直しと水準向上に徹底的に取り組む方針とのこと。また、会員や利用者に対し、不審なメールやSMSを受け取った際は安易に添付ファイルやURLを開かず、発信元を確認するよう注意を呼びかけています。協会のホームページは現在復旧作業中で、再開時期は追って公表される予定です。

参照X(一般財団法人日本熊森協会)

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