電子メール誤送信で保険者情報を県内全事業所に誤送信│沖縄県国民健康保険団体連合会|サイバーセキュリティ.com

電子メール誤送信で保険者情報を県内全事業所に誤送信│沖縄県国民健康保険団体連合会



画像:沖縄県国民健康保険団体連合会より引用

沖縄県国民健康保険団体連合会は2025年8月15日、介護保険電子請求受付システムにおいて個人情報の誤送信事故が発生したと発表しました。

発表によると連合会は2025年7月1日、2名分の保険者番号や被保険者番号、氏名、サービス種類が記載された「介護給付費過誤決定通知書」を送信する際、本来は特定の事業所にのみ送信すべきところを誤って県内全事業所に配信してしました。電子メール送信後、受信した事業所からの指摘を受け、誤送信および漏えいが判明しました。発生から削除までの間、最大65か所の事業所で閲覧できる可能性があったが、その後の確認で残存や閲覧はなかったとしています。

誤送信の原因は、送信先選択の操作ミスと見られます。同会は情報管理における基本的な確認手順の不足が要因であると説明。発生後、対象となった保険者や被保険者、特定事業所、沖縄県、国民健康保険中央会に対して文書で謝罪と報告を行い、厚生労働省にも報告しています。同会は、個人情報管理に関する確認事項を徹底するほか、職員に対して改めて個人情報保護方針の遵守を徹底させる方針を示しました。

参照個人情報の誤送信について|沖縄県国民健康保険団体連合会

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