
画像:フジトミ証券株式会社より引用
フジトミ証券株式会社は2025年8月、顧客への情報提供メールの送信時に誤操作があり、複数の顧客のメールアドレスが他の受信者に表示される事故が発生したと発表しました。
同社によると、2025年8月4日に送信した「欧州市場前より」と題するメールにおいて、本来は宛先を他者に見えないよう「BCC」で送信すべきところを、誤って受信者間でメールアドレスを表示する「TO」で送信しました。結果、計25名分の顧客メールアドレスが受信者間で閲覧できる状態となりました。同社は2025年8月5日、顧客からの指摘を受けて問題を把握しました。
説明によると、流出情報はメールアドレスのみであり、現時点で二次被害は確認されていません。原因は送信方法の人為的な誤りにあり、宛先管理と操作確認の不備が事故につながったとみられます。
同社は今後、社員教育を再徹底し、メール送信を含む運用体制の見直しを行うとともに、取り扱いの厳格化によって再発防止に努めるとしています。
参照お客様メールアドレスの誤送信についてのお詫びとご報告について|フジトミ証券株式会社