委託先がランサム感染で438名の情報漏えいか│独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)|サイバーセキュリティ.com

委託先がランサム感染で438名の情報漏えいか│独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)



画像:独立行政法人工業所有権情報・研修館より引用

独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)は2025年8月6日、INPITが「調査業務実施者育成研修」の講義を依頼している外部講師の所属事務所がランサムウェアに感染した影響で、過去5回分の研修実施要領に関係する受講生や講師合計438名の氏名が漏えいした可能性があると発表しました。

説明によると、攻撃を受けたの事務所のサーバーで、事務所側が情報セキュリティ専門会社に調査を依頼したところ2025年7月27日、情報漏えいの可能性が浮上しました。INPITが事実を把握したのは2025年7月31日のことで、2025年8月1日には影響が懸念される対象者らに連絡しました。

INPITによると、事務所側は現在、原因究明と対策を検討しています。公表時点で情報が実際に外部に漏えいしたり不正利用された事実は認められていませんが、調査には時間を要する見通しとのことです。

参照外部講師の所属事務所からの個人情報漏洩の可能性について|独立行政法人工業所有権情報・研修館

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