脆弱性診断で不正アクセスの形跡、1万575件の漏えい懸念│関西エアポート株式会社|サイバーセキュリティ.com

脆弱性診断で不正アクセスの形跡、1万575件の漏えい懸念│関西エアポート株式会社



画像:関西エアポート株式会社より引用

関西エアポート株式会社は2025年4月28日、同社が運営する法人向け会員制サービス「KIX-ITM Global Business Club」の管理サーバーに対する外部からの不正アクセスに伴い、1万575件の情報漏えいを発表しました。

関西エアポート社によると、2025年4月24日に実施したシステムの点検作業(脆弱性診断)の過程で、一部情報を第三者が閲覧できる状態にあることが判明しました。同社が問題を調査したところ、2024年4月6日に通常と異なる複数の通信が行われていたことが判明しました。

同社によると、対象サーバーから漏えいした情報は合計1万575件です。企業名やメールアドレス、担当者に関連する情報が815件で、会員メールアドレスの漏えいが9,760件とのこと。同社は今後も調査を継続し、再発防止に努めるとしています。

参照不正アクセスによる個人情報漏洩についてのお知らせとお詫び|関西エアポート株式会社

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