グループ会社がランサム感染で情報漏えいの可能性│井関農機株式会社|サイバーセキュリティ.com

グループ会社がランサム感染で情報漏えいの可能性│井関農機株式会社



画像:井関農機株式会社より引用

農業機械専門企業の井関農機株式会社は2024年12月5日、同社グループ会社の株式会社ヰセキ北海道のサーバーがランサムウェアに感染し、情報漏えい懸念が生じた旨、発表しました。

井関農機社によると、ヰセキ北海道社は2024年11月27日、ランサムウェア感染に伴い一部サーバーのデータの暗号化被害を確認しました。暗号化被害確認後、ヰセキ北海道社は対象サーバーをグループ会社の基幹ネットワークから切り離すなどの措置を講じましたが、対象サーバーから情報が漏えいした可能性があるとしています。

井関農機社は現在、詳細を明らかにすべく、外部調査機関に調査を依頼しています。公表時点では不正アクセスの原因や情報漏えいの有無、被害規模などは明らかになっておらず、調査に時間を要する見通しとのこと。なお、同社は今後、サーバーの復旧やシステムセキュリティの強化を行い、再発を防止するとしています。

参照当社グループ会社におけるランサムウェア被害の発⽣について|井関農機株式会社


SNSでもご購読できます。