USBメモリのデータ復旧業者おすすめランキング!費用・復旧率・評判は?業者選びのポイントを解説|サイバーセキュリティ.com

USBメモリのデータ復旧業者おすすめランキング!費用・復旧率・評判は?業者選びのポイントを解説

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※この記事は2024年10月に更新されています。

USBメモリが突然故障し、大切なデータを突然失ってしまうことがあります。

USBメモリが突然認識しなくなった!」「大切なデータを削除してしまった…

このような緊急事態を解決するのがUSBメモリデータ復旧(復元)サービスです。実は日本国内には100社以上のデータ復旧業者が存在するといわれ、復旧業者によって復旧技術のレベルや対応規模、実績も大きく異なるため、①技術力②信頼性③サービスの利用しやすさの3ポイントで業者を比較するのがおすすめです。

  • 「はじめて利用するのでどこに頼めばいいのかわからない」
  • 「技術力が高く、安心して任せられるデータ復旧業者は?」
  • 「料金の相場はどれくらい?」
  • 「修理会社やメーカーサポートとの違いは?」
  • 「口コミや実績、何を基準に選べばいい?」
  • 「そもそも業者に依頼せず自力で復旧できないか?」

このような疑問を解消すべく、データ復旧サービスの概要や料金、失敗しない業者選びのポイントを徹底解説しますので、ぜひ参考にしてください。

データ復旧業者選びで1番大事なのは復旧技術(復旧率)です。データ復旧業者は全国に100社以上存在しますが、技術力は大きく異なります。

数ある業者の技術力を見極めた上で、編集部が特におすすめするデータ復旧サービスはこちらのデジタルデータリカバリーです。


デジタルデータリカバリーのおすすめポイント

復旧率最高値95.2%!全国トップクラスの技術力
✔14年連続データ復旧国内売上No.1
✔依頼の8割を48時間以内に復旧するスピード対応

国内最大規模の業者で、非常に高い技術力を持ち、診断&見積りを無料で依頼できるので、初めてデータ復旧サービスを利用する方でも安心です。

USBメモリデータ復旧サービスとは

USBメモリデータ復旧サービスは、障害が発生したUSBメモリからデータを復旧・復元するサービスです。

仕事に必要なファイルや、大切に保管していた思い出の写真など、どうしても失いたくない大事なデータを壊れたUSBメモリから救出してくれるため、急なトラブルでも頼れるサービスです。

ただ、一口に「データ復旧サービス」と言っても、業者によって技術レベルが異なります。対応できる機器・症状・復旧率・復旧スピードが自分の依頼したい内容と見合っているか、しっかり見極めることが大事です。

安い業者を選んで復旧に失敗し二度とデータが戻らなくなった……」というのはよくある失敗例です。データ復旧業者の選定は慎重に行いましょう。

編集部おすすめのデータ復旧業者を3選ランキング形式で紹介しています。

おすすめUSBメモリデータ復旧業者ランキング3選→

おすすめデータ復旧専門業者ランキング

ここまで、データ復旧業者を選ぶポイントを解説してきました。国内には100社を超えるデータ復旧専門業者が存在し、その中から専門業者を選定することは難しいです。今回は上記のポイントを押さえた上で、多くの実績があり技術力がトップレベルで安心して依頼できるおすすめのデータ復旧業者を厳選しました。

第1位
デジタルデータリカバリー
 

 

デジタルデータリカバリーのさらに詳しい説明は公式サイトへ

 

デジタルデータリカバリーの復旧技術力

デジタルデータリカバリーの復旧率最高値は95.2%で、非常に高い技術力を有しています。

データ復旧専門サービスの中でも規模が非常に大きく、依頼の8割を48時間以内に復旧しており復旧のスピードも優れています。また、官公庁や大手企業を含む累積46万件以上の相談実績があり、他社で復旧不可とされた機器の相談件数も累計7,000件を超えているので、困ったらまずデジタルデータリカバリーに相談するのがおすすめです。

他社不可相談件数7,000件突破
引用:デジタルデータリカバリー公式ページ

警視庁からの表彰実績東京都からの技術革新による表彰実績もあり、日本全国から寄せられる最高難易度の障害復旧にも対応する信頼できる業者といえます。法人対応にも強く、秘密保持契約などのセキュリティ面もしっかりしています。

より詳細な情報は公式サイトに記載されているので、気になる方は以下のリンクからご確認ください。

デジタルデータリカバリー公式サイトはこちら→

デジタルデータリカバリーの復旧費用

デジタルデータリカバリーの復旧費用は以下の通りです。より具体的な費用は、無料の初期診断・見積もりで確認できます。

500GB未満 5,000円〜
500GB以上 10,000円〜
1TB以上 20,000円〜
2TB以上 30,000円〜

依頼前の初期診断は無料で受けられるので、依頼を検討している場合はまず電話かメールで相談してみることをおすすめします。

対応USBメモリメーカー一覧
・buffalo
・Elecom(エレコム)
・KIOXIA(キオクシア)
・Siliconpower
・Sandisk
・トランセンド
・I-OData
・プリンストン
・Sony
・HI-DISC
・Team
・HP
・レキサーメディア
・SUPER TALENT
・Apricorn
・ESSENCORE
・ロジテック
・ハギワラソリューションズ
・Leef Technology
・PNY
・リーダーメディアテクノ
・磁気研究所
・ADAM elements
・Patriot Memory
・センチュリー
・サムスン

 

デジタルデータリカバリーの口コミ評価

デジタルデータリカバリーの口コミをTwitterで調査したところ、以下のような投稿がありました。

デジタルデータリカバリーのさらに詳しい説明は公式サイトへ

おすすめ1位のデジタルデータリカバリーのサービスの特徴・評判などを徹底調査した記事はこちらです。

第2位
パソコン救急バスターズ 

公式HPパソコン救急バスターズ

パソコン救急バスターズは、株式会社バスターズが運営しており埼玉県にデータ復元センターを置く業者です。パソコンの総合メンテナンスサービスを展開しており、データ復元サービスだけでなくパソコンの販売・修理や保守、その他ホームページ作成などパソコン関連全般に対応しています。

データ復旧サービスの対応機器は、パソコンの内蔵HDD・SSDだけでなく、NAS・サーバーやUSBメモリ、SDカード、レコーダーなどです。

依頼前の診断料や送料・出張費用といった初期費用が必要になる点はネックですが、ウイルス駆除や購入した機器の設定などのサポートオプションメニューがあるので、パソコン関連全般のサポートを依頼したい時に利用するのがおすすめです。

パソコン救急バスターズの復旧費用

HDD論理障害 30,000円〜(+初期診断料 3,000円)
HDD物理障害 100,000円~(+初期診断料 3,000円)
SSD 50,000円~(+初期診断料 3,000円)

パソコン救急バスターズの特徴

特徴 ✓JR大宮駅までの送迎サービスあり
✓出張・持ち込み可能
✓営業時間:年中無休9:00~20:00(※年末年始除く)
所在地 埼玉(本社)、千葉、神奈川、群馬、福島、宮城、京都、兵庫

パソコン救急バスターズの口コミ・評判

仕事用のパソコンのデータ復旧をIT・パソコン救急バスターズさんに依頼しました。初めての出来事だったので、不安がありましたが、スタッフさんがとても親切に対応してくださったので安心して任せることができました。-生活110番

データ復旧業者のおすすめランキングTOPに戻る↑

第3位オータムサポート  

公式HPオータムサポート

オータムサポートは、パソコン修理会社である株式会社オータムテクノロジーが運営するデータ復旧サービスです。

パソコン修理業だけで20年以上の歴史があり、復旧サービスにおいてもPC・ハードディスク・USB・SDカード・RAIDといった機器からの復旧に対応しています。

サイト上には「※当店では物理故障の媒体からデータを取り出すことはできませんので、ご了承ください。」という記載があるため何でも対応してもらえるとは言えませんが、論理障害の場合は難易度ではなく容量によって費用が決まるようです。

機器の持込も可能です。営業時間は月曜日~土曜日の10:00~19:00と記載があるため、早朝・夜間や日曜日の相談ができない点はネックであるものの、予約なしの来店でもその場で初期診断してもらえるそうです。

心配であれば他の業者とあわせて見積もりを依頼するのもおすすめです。

オータムサポート復旧費用

パソコン(ノート・デスクトップ) 6,600円~30,800円
ハードディスク 44,000円~99,000円
USBメモリ・SDカード 6,600円〜24,000円

オータムサポート特徴

特徴 ✓PC修理業20年以上
✓論理障害は容量のみで価格を決定
所在地 東京

オータムサポートの口コミ・評判

HDDの故障やメモリーカードの故障の復旧に強い。明朗会計です。-Google Map

 

第4位:Win Disk Rescue(くまなんピーシーネット)

公式HPWin Disk Rescue

WinDiskRescueは、熊本市の株式会社くまなんピーシーネットによるデータ復旧サービスです。熊本の企業ですが、全国に向けてデータリカバリーと復元設備の開発事業を行っています。

Win Disk Rescue復旧費用

HDD、スマートフォン、RAIDサーバ、NAS 50,000円〜
USBメモリ、CD-R、DVD-Rなど 25,000円〜
デジタルカメラ 20,000円〜

Win Disk Rescue特徴

特徴 ✓WesternDigital社公認データリカバリ―パートナー企業
✓日本データ復旧協会(DRAJ)会員企業
✓国内最高水準の復旧技術と設備
所在地 熊本

Win Disk Rescueの口コミ・評判

他社で不可と診断された機器でも復旧してもらえた。-Google Map

 

第5位:LIVEDATA

公式HPLIVE DATA

LIVE DATA(ライブデータ)は、東京都の秋葉原駅近くに所在するデータ復旧業者です。20年以上のキャリアのある熟練の技術者が在籍しており、高い技術力を誇ります。

LIVE DATA復旧費用

障害の種類 料金
セクタ不良のような軽度障害 43,200円~
基板の損傷のような中度障害 64,800円~
モータの不調のような重度障害 108,000円~
復元作業の上限金額 270,000円

LIVE DATA特徴

特徴 ✓データ復旧歴20年のエンジニアが在籍
✓サービス内容・料金が明瞭
✓リピート率が高い
所在地 東京

LIVE DATAの口コミ・評判

他社で対応できないHDDも復旧できた。重度障害の復旧率も高かった。-Google Map

 

第6位:AOSデータ復旧サービスセンター

公式HPAOS

『AOSデータ復旧サービスセンター』は、復元ソフト「ファイナルデータ」の開発会社で、1999年からデータ復旧を手がけています。

AOSデータ復旧サービスセンター復旧費用

35,530円~(税込・納品媒体費別)

AOSデータ復旧サービスセンター特徴

特徴 ✓定額料金/完全成果報酬型
✓自社開発の独自ツール・ソフトを使用
✓NEC、Lenovo、SONY、BUFFALOなど多くのメーカーと提携
所在地 東京 (虎ノ門)
※来社持込み不可の場合は郵送

AOSデータ復旧サービスセンターの口コミ・評判

データをしっかり全て復元できた。成功報酬で費用も良心的だった。-Google Map

 

第7位:PCエコサービス

公式HPPCエコサービス

PCエコサービスは、定額料金制を採用しているデータ復旧業者です。ただ、自社内にクリーンルームを保有していないため、開封作業が必須になる物理障害など、重度の障害には対応できない点は懸念点です。もし万が一にも復旧に失敗したくない場合や、法人のデータ復旧などを依頼したい場合は、自社内にクリーンルーム等の設備を構えた大規模な業者とも比較して決めるのがよいと思います。

PCエコサービス復旧費用

一律39,800円(定額)

PCエコサービス特徴

特徴 ✓最短3日でデータ復旧可能
✓論理障害・物理障害の両方に対応
✓完全成果報酬制
✓希望データが復旧できない場合は無料でキャンセル可能
所在地 東京

PCエコサービスの口コミ・評判

他社と比較して金額設定も安く、良心的な業者。-Google Map

第8位:BUFFALO

公式HPBUFFALO

BUFFALO データ復旧サービスは、外付けHDD・NASシェアの国内シェアNo.1のメーカーが提供するサービスです。その特長は次の通りです。

  1. 26年の経験:HDDを26年間製造してきたバッファローが運営しており、豊富なノウハウがあります。
  2. 迅速な対応:デバイス到着後、1営業日以内に診断結果と見積もりを提供。持ち込みの場合は即日対応可能で、最短1日で復旧作業が完了します。
  3. 成果報酬型料金:データ復旧が不可能な場合は費用がかからず、返送料も負担。初期相談から見積もりまで無料で、キャンセル料も不要です。

データ復旧を依頼する際には、店舗持ち込みか郵送が可能ですが、福岡拠点は持ち込みのみ対応となります。また障害の種類によって料金が変動する可能性があるため、詳細は都度見積もりが必要です。

BUFFALO復旧費用

メディア種類 障害の種類 税込費用
BUFFALO製 外付けHDD / NAS(1ドライブ) 軽度の論理障害 保証期間内は無料 / 保証期間外は¥49,500
BUFFALO製 外付けHDD / NAS(1ドライブ) 中度の論理障害 ¥74,250
BUFFALO製 外付けHDD / NAS(1ドライブ) 重度の論理障害 別途見積もり
他社外付けHDD / NAS(1ドライブ) 軽度の論理障害 ¥60,500
他社外付けHDD / NAS(1ドライブ) 中度の論理障害 ¥85,250
BUFFALO製 外付けHDD / NAS(1ドライブ) 軽度の物理障害 ¥99,000
他社外付けHDD / NAS(1ドライブ) 軽度の物理障害 ¥110,000
BUFFALO製 外付けHDD / NAS(1ドライブ) 中度の物理障害 ¥198,000
他社外付けHDD / NAS(1ドライブ) 中度の物理障害 ¥209,000

BUFFALO特徴

特徴 ✓HDD製造歴25年以上
✓テレビ録画復旧にも対応
✓全国4か所で受付対応所在地愛知
所在地 東京

BUFFALOの口コミ・評判

早急に対処してもらえた。データ復旧センターの受付対応が好印象だった。-Google Map

第9位:アドバンスデザイン

公式HPアドバンスデザイン

アドバンスデザインは、データ復旧業界で20年以上の歴史を持つ日本のパイオニア的存在です(2017年にBuffaloに買収)。米大手HDDメーカーSeagateとの技術提携実績を持ち、世界最高レベルの設備とツールを完備しています。大手企業の法人顧客が多く、クラウドや仮想環境の復旧実績も豊富です。

アドバンスデザイン復旧費用

障害状況 論理障害※ 物理障害※
軽度 33,000円~ 66,000円~
中度 139,000円~
重度 別途見積り

アドバンスデザイン特徴

特徴 ✓完全成果報酬型を採用
✓大規模なデータ復旧やサーバートラブルにも強みがある
✓国際規格に基づくセキュリティや品質管理が徹底されている
✓初期診断や見積りは無料で迅速対応。
所在地 東京

アドバンスデザインの口コミ・評判

費用を抑えられた。無事にデータを復旧できた。-Google Map

第10位:A1データ

公式HPA1データ

A1データ株式会社は、データ復旧業界で20年以上の歴史を持つデータ復旧業界の老舗です。数多くのデータ復旧を行ってきた実績・経験を活かし、確かな技術力を持ちます。

A1データ復旧費用

メディアの種類 復旧費
HDD 27,000円~(税別)
SSD 27,000円~(税別)
SDカード
MicroSDカード
30,000円~(税別)
USBメモリー 30,000円~(税別)
コンパクトフラッシュ 30,000円~(税別)
CD 40,000円~(税別)
DVD 50,000円~(税別)
MO 50,000円~(税別)
ブルーレイディスク 60,000円~(税別)
その他記憶メディア
(ビデオカメラなど)
別途見積もり
障害の種類 料金
簡易障害 税込29,700円~
論理障害 税込172,480円~
物理障害 税込215,600円~

A1データの口コミ・評判

他社では不可能だったデータを復旧してもらえた。元通りの状態でデータが戻ってきた。-Google Map

その他のデータ復旧業者一覧

日本には、100社以上のデータ復旧業者があります。ただし、業者によって技術力が大きく異なります。今回、本記事ではおすすめの3社を紹介しましたが、別の業者も比較したうえでどの業者に依頼するかを選択する必要があります。以下の記事でデータ復旧業者を一覧で紹介していますので、是非参考にしてください。

ただし、技術力が高い業者は一握りです。データ復旧はスピードが重要ですので、比較しているうちにも機器の状態は悪化していく可能性があります。なるべく早くデータ復旧業者に相談した方が復旧できる可能性は上がります。もし業者を選ぶのが難しい場合は、今回紹介したデータ復旧業者に相談してください。

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USBメモリデータ復旧サービスの料金設定の仕組み

データ復旧は、USBメモリによって症状も直し方も千差万別であるため、さまざまな要素の掛け合わせで価格が決まります。依頼前にエンジニアが機器の状態を確認し、見積りを出してもらう必要があります。

ぱっと見は似たような症状でも、比較的かんたんにデータ復旧できるようなものから、専用設備や高度な技術が揃っていないと復旧できないもの、過去の復旧事例が少ない超高難度なものなど、1つ1つの機器によって作業パターンが全く異なります。

中には一律料金制を採用しているような業者もありますが、基本的に、データ復旧では機器の初期診断をするまで障害レベルや作業内容は分かりません。

一律料金の場合、市販されている復元ソフトで対応できるような軽度の障害にしか対応していなかったり、作業開始後に重度障害と判明し、当初の見積もり額より高額な追加費用を請求されたという悪質なケースもあります。一律料金だからといって、必ずしも料金内でデータを復旧できるとは限らないため注意しましょう。

完全成功報酬(復旧できなければ¥0)なども、一見安心材料にも思えますが裏側にはリスクが潜んでいます。とくに、技術力で勝てない業者が技術の低さを隠すために完全成功報酬制を謳っている場合には気を付けてください。

【データ復旧は一度きり】最初の業者は技術力で選ぶのが復旧成功のカギ

データの復旧率が高い業者と低い業者の違い

データが消えてしまったとき、最初に持ち込む先は【技術力の高い業者】を選ぶことが復旧成功のカギになります。

なぜなら、データ復旧は外科手術と同じで何度もできるものではなく、最初の対応がその後の復旧率を左右するカギであると言われているからです。

焦っていると近所の店舗に持ちこみそうになる気持ちも分かりますが、技術力が低くて復旧に失敗した場合、データが二度と戻ってこなくなる危険性があります。

だからこそ、データ復旧を業者に依頼するときは基本的に「技術力の高い業者」を見極めることを覚えておいてください。

費用・口コミを見て業者を選ぶのはNG?

データ復旧業者についてネットで調べる方も多いと思いますが、口コミの情報も100%完全に信じるのは危険です。ネット上の口コミ評価は匿名性が高い情報のため、口コミ評価だけで良し悪しを判断するのは難しいでしょう。

悪質な業者に引っかかった、後から見積もりと異なる高額な費用を請求されたなどの口コミを見つけて不安になるのであれば、データ復旧業者の技術力が高い業者に依頼するほうが安全です

詳しくは後述しますが、定額料金制・完全成功報酬制を売りにしている業者は簡易的な作業しか行わない技術レベルの低い業者の可能性が高く、必ずしもデータを復旧できるとは限りません。

データ復旧業者に依頼するのであれば、データを確実に復旧できる技術力があるかどうか見極めることが重要です。

技術力が低い可能性大!避けた方がいいデータ復旧業者の特徴

復旧率の低いデータ復旧業者データ復旧業者の選定ポイントの前に、まず避けた方がいい復旧業者の特徴を解説します。

データ復旧サービスを依頼する際は業者に確かな技術力があるかを見極めるのが最も重要です。データ復旧は非常に専門的な技術であり、エンジニアの技術・設備・経験値には意外にも大きな差があるものです。データ復旧の技術力が低い可能性がある業者は、下記の特徴に当てはまることが多いため、避けるようにしてください。


データ復旧の技術力が低い業者の特徴

  1. 復旧ラボや社内の様子が非公開の業者(見学ができない、HPに社内の写真がない等)
  2. 復旧エンジニアの人数が少ない、機器別の専門エンジニアがいない業者
  3. 完全成功報酬・定額制の料金形態を採用している業者
  4. ネット上での口コミを売りにしている業者
  5. 定額制の料金形態を採用している業者

復旧ラボや社内の様子が非公開の業者(見学ができない、HPに社内の写真がない等)

データ復旧業者の規模は差が大きく、残念ながら業者によっては復旧設備を社内に保有していなかったり、すべて海外業者への外注や、復旧ソフトを使用するのみで作業を行わない業者も存在します。しかし、素人目線ではネット上の情報だけでこれらの実態を見極めるのは至難の業です。

一つの判断基準として、実際に自社で復旧作業にあたっている復旧業者は、社内見学OKとしているようです。また、メディアで紹介されていたり、HPやSNS等で復旧設備や社内ラボの様子を発信している業者は信頼できるといえます。裏を返せば、社内見学ができなかったり、設備を一般公開していない業者は実態が確認できない可能性が高いため避けたほうがいいでしょう。

復旧エンジニアの人数が少ない、機器別の専門エンジニアがいない業者

HDDメインのデータ復旧業者は多く存在しますが「USBメモリ等のメモリ機器はHDDとはデータ保存の仕組が違うため対応できない」と断られてしまうケースもあります。これは、機器によって必要とされるデータ復旧の技術やノウハウも異なるということです。

実際にデータ復旧業者では、業者によって対応できる障害レベルの範囲や、対応機器が大きく異なっています。これは病院に例えればどのような症状にも対応できる総合病院か、特定の診察を行う診療所のような差があるといえるでしょう。業者に復旧を依頼する際は「自分の機器の復旧を行えるエンジニアが在籍しているか」「復旧設備の体制が整っているか」を見極めるのが重要なポイントになります。


技術力の高い業者

  • 復旧技術を高めるために機器の種類や障害ごとに専門チーム体制を敷いている
  • 復旧エンジニアの人数が多い(30名以上~)
  • 相談実績20万件以上~等、経験が豊富でノウハウが蓄積されている

技術力の低い業者

  • 数人しかエンジニアが在籍していない
  • 社内にエンジニアがおらず全て外注している
  • 特定の機器の復旧しか対応していない

業者の技術力や規模を把握するおすすめの方法

  • 運営会社の「社員数」を調べる
  • 相談時に「在籍しているエンジニアの人数は何人か」「どういうエンジニアが復旧にあたるのか」「技術開発で公的な表彰実績があるか」等、実態がわかる質問をしてみる

ネット上の口コミなどからは見極めづらい、「本当に技術力が高いデータ復旧業者を見極める8つのポイント」については下記で詳しく紹介しています。

完全成功報酬・定額制の料金形態を採用している業者

データ復旧業者の料金形態の中でも、完全成功報酬制・定額制の料金形態を採用している業者には注意しましょう。データ復旧費用は作業内容と連動するため、定額制では事前に作業内容が決まっていたり、完全成功報酬制の業者ではそもそも簡単な依頼しか受け付けてもらえず復旧を断られるケースが多いことが予想されます

完全成功報酬制でも復旧率が非開示だと危険!

完全成功報酬制(完全成果報酬制)や一律定額制を一番の売りにしている業者の場合、簡易的な作業しか行わない技術レベルの低い業者の可能性が高いため注意が必要です

完全成功報酬制とは?
定額成功報酬制とは、復旧作業に成功した場合のみ費用を請求し、失敗したら作業費も含めて費用が¥0になる料金システムのことです。費用面でリスクが低い一方で、難易度の高い依頼はそもそも断られてしまうというケースもあります。

業者を選ぶ際に「どれくらいの確率で復旧できるのか?」という点は非常に重要です。

完全成功報酬制の場合、復旧に失敗したら費用が0円になる仕組みですが、どれだけ復旧に成功/失敗しているのか、復旧率も提示しなければ、業者の真の実態はわかりません。

実際に調査してみたところ完全成功報酬制を謳っている業者で復旧率や復旧設備を公開している業者は1社もありませんでした。

これでは本当に復旧できているのか、そもそも自社内で復旧しているのかも不透明です。「完全成果報酬制だから安心」と謳う業者もありますが、冷静に業者の実態を見極めましょう。

完全成功報酬制の業者で考えられるリスク

  • 「完全成功報酬制」で安心を謳うことで宣伝材料とし、自社の技術レベルが低いデメリットを隠している
  • 市販の復旧ソフトでも復旧できる簡易的なレベルの作業しか引き受けず、作業工数がかかる専門的な復旧作業には対応できない

復旧に失敗されて被害を被るのは依頼者側です。復旧に失敗すると、その後の復旧可能性を大きく下げ、最悪の場合完全にデータを消失する結果にもなり得ます。

このような事態を避けるためにも、一番初めに最も復旧可能性の高い業者へ依頼することが大切です。

定額制の料金形態を採用している業者

最近は、「データ復旧を定額制で行う」という業者も登場しています。

しかし、定額制の料金体系にはメリット・デメリットの両面が存在します。メリットは、事前に料金が決まっているので安心な点です。しかし、市販の復旧ソフトで復元できる程度の障害しか対応していない場合もあり、重度の障害には定額料金内で対応できないため、追加費用を請求されることがあります。

最初から技術力の確かな業者に依頼すれば軽度障害から重度障害まできちんと対応してもらえます。障害の程度は素人が見ただけでは判断できないので、復旧率を下げないためにも安易な自己診断は避けましょう。きちんと個別の復旧プランを提示している業者に見積を出してもらってから、どこに依頼するか決めても遅くはありません。

ネット上での口コミを売りにしている業者

口コミ・評判だけを見て業者を選ぶと、思わぬ落とし穴にはまってしまうリスクがあります。また、料金プランと同様に、口コミ評価の良さだけを売りにしている業者も、復旧実績が非公開なのであれば、技術力が低い可能性があります。

口コミにはサクラや嫌がらせが混じっている可能性もある

  • ネット上の口コミは基本的に匿名のため信ぴょう性が低い
  • 場合によってはサクラやいやがらせを目的とした悪質な口コミの可能性もある
  • 一部のデータ復旧業者ではいい口コミを書くことを条件に値引きを交渉する悪質な業者も存在する

等を考慮すると、ポジティブな内容であってもネガティブな内容であっても、口コミの評価は参考程度に留めるのがいいでしょう。何社かの口コミを調査したところ、残念なことに一部の業者には同業他社からのいやがらせ目的と思われるような悪質な口コミも見受けられました。データ復旧業者の口コミと、本当に優良な業者はどこなのか実態調査した結果は以下の記事で紹介しています。詳しく知りたい方はご覧ください。

データ復旧サービスの利用時の注意点

記憶媒体が故障した際に、誤った対処をしてしまうと、記憶媒体に発生している症状が悪化し、最悪の場合にデータが取り出せなくなってしまう可能性があります。

取り出せたはずのデータが取り出せなくなってしまっては本末転倒ですので、対処する際の注意点を紹介します。注意点は以下のようなものがあります。

  • 修理サービスとデータ復旧サービスは目的が異なる
  • 機器に異常を感じた時点で通電しない
  • 業者によって技術力・実績・対応可能機種が異なる
  • HP上で情報が少ない業者は怪しい

修理サービスとデータ復旧サービスは目的が異なる

記憶媒体が故障し、データを取り出せなくなってしまった場合でも、メーカーによっては修理サービスを受けられることがあります。

しかし、「データ復旧」と「機器修理」はそもそもの目的が異なるため注意しましょう。データを復旧したいのにも関わらず、機器修理サービスに依頼してしまうと、「取り出せたはずのデータが痕跡すらなくなる」という事態にもなり得ます。下記に、それぞれの目的を紹介しますので参考にしてください。

データ復旧サービス

USBメモリなどの記憶媒体から、「データを取り出す」ことを目的としています。そのため、記憶媒体の動作の回復はされない場合が多いです。バックアップがない場合や、バックアップデータごと消えてしまった場合はデータ復旧サービスに相談しましょう。

修理サービス

USBメモリなどの記憶媒体の「動作を回復させる」ことを目的としています。そのため、データが保存されている部分に損傷がある場合は、その部分を交換等で正常な部品に入れ替え、故障していた記憶媒体が使えるようになります。しかし、データは破棄されてしまうので、必要なデータが1つでもある場合は、依頼を避けましょう

修理サービスで機器の初期化が行われると、データの復旧が不可能となるケースが多いため、1つでも必要なデータがある場合は、先にデータ復旧業者へ相談してみてください。

機器に異常を感じた時点で通電しない

データ復旧業者に依頼するまでの間に、本当に故障しているのか疑問で接続するかどうかを試してしまいがちです。

しかし、故障している機器に対して通電をしてしまうと、機器自体にも保存しているデータにも悪影響を与え、発生している症状を悪化させてしまう可能性があります。

機器に異常を感じた時にはなるべくそのままの状態で保管して、早急にデータ復旧業者に依頼するようにしましょう。

業者によって技術力・実績・対応可能機種が異なる

業者を選ぶ時には、データ復旧の技術力・実績・対応可能機種が業者によって異なることを念頭に置いて業者を選択する必要があります。

復旧してほしい機器・症状にそもそも対応していない業者に依頼しても復旧することができないうえに、復旧実績が少ないような対応力の低い業者で復旧作業をしてしまうと、復旧失敗してしまう可能性があります。

依頼する前に以下のような項目を確認しておくといいでしょう。

  • 業者が自分の機器の症状に対応可能か(HDD・SSD・USBメモリなど)
  • 幅広い症状の復旧に対応可能か(物理障害・論理障害)
  • 復旧実績が何件くらいあるか

復旧できなかった場合には、技術力の高い業者に再度依頼しなければならないので、時間もお金も労力も二度手間になってしまいます。HPなどに情報が載っているかと思うので、依頼する前にチェックしましょう。

HP上で情報が少ない業者は怪しい

HP上に復旧率や復旧実績、対応可能な機器や症状、料金形態などが紹介されている業者はサービスの内容が分かりやすい上に、依頼者に対して情報を公開している分良心的だといえます。

業者が公開している情報は、あくまでも「業者の強み」が中心です。HPに情報が少なかったり重要な情報が載っていない場合は、実際に依頼するタイミングで事前に知らされていない追加料金があったり、土日は復旧作業を進めてもらえず思ったより時間がかかってしまったりと、後からマイナスな点が発覚するリスクがあります。

最低限、以下の情報があるかどうかを見ておきましょう。

  • データ復旧率
  • 復旧実績
  • 自社復旧ラボの様子
  • 過去の復旧事例

これらの情報を公開していない業者は技術力が低い可能性があります。より多くの情報を公開している業者は依頼後のギャップも少なく安心です。

おすすめのデータ復旧業者

せっかくお金も時間もかけたのに、復旧成功確率の低い業者に依頼して作業に失敗されると、最悪の場合、大切なデータを永遠に失うことになります。

そのような事態を避けるためにも、ここなら間違いないという業者を見極めることが重要です。今回は下記に当てはまっていて、技術力や復旧率が高評価な業者を厳選しました。

技術力が高いデータ復旧業者の選定ポイント
  • 復旧率が90%以上あり技術がたしかなこと
  • 夜間や休日も窓口が営業しており復旧スピードが早いこと
  • 後から診断料や部品代などの追加費用が請求されず明朗会計であること
  • 復旧成功の口コミや利用者の実例が多数あること
  • 自社内に復旧設備を整え、熟練の技術者が多数いること

上記のポイントから厳選したおすすめランキング1位の業者は、デジタルデータリカバリーです。

デジタルデータリカバリー

公式HPデジタルデータリカバリー

14年連続データ復旧国内売り上げNo.1のデータ復旧サービス最大手
復旧率最高値は95.2%と高い技術力
✔依頼の8割を48時間以内に復旧するスピード対応
✔国際標準規格ISO27001/ISMS認証を取得した万全なセキュリティ体制
✔警視庁からの表彰、東京都からの技術革新による表彰など豊富な実績

こちらのデジタルデータリカバリーは、国内で最も規模が大きいデータ復旧業者の1つです。20年以上データ復旧に携わり、累計の相談件数46万件以上、他社では復旧できなかった機器の相談件数も7,000件以上ある実績面で信頼のおける業者です。依頼前に無料で相談・診断・見積まで行ってくれるので、データ復旧業者を探している場合はこちらのデジタルデータリカバリーに相談すると良いでしょう。

よくある質問

データ復旧業者を選ぶ時によくある質問を紹介します。

少しでもお得にデータ復旧するためには?

少しでもお得にデータを復旧するためには、以下のような点もチェックしましょう。

  • 無料の初期診断を受ける
  • 復旧期間を急がない
  • 一社目のデータ復旧業者で確実に復旧を完了する

業者によっては、初期診断から料金が発生する業者もあります。また、緊急で復旧したい方に「特急料金」でスピード復旧している業者があるため、特急依頼をしなければ料金を少し抑えられる可能性があります。

また、何度も繰り返し業者に依頼すると、その分復旧料金が発生してしまうので、一社目で確実に復旧できる業者に依頼するようにしましょう。

他にも見ておいた方がいい業者を選ぶポイントはある?

今回紹介した要素の他にも見ておいた方がいい業者を選ぶポイントは以下のようなものがあります。

  • 業者の規模
  • 専門アドバイザーの対応
  • HP上の顔出しの評判

業者の規模

データ復旧業者を選ぶ時も、業者の規模を確認しておくといいでしょう。

業者の規模によって、エンジニアの人数や自社ラボの規模、復旧設備の数などが分かれば、データ復旧の技術力が高い業者かどうかイメージできます。

また、一度に対応できる依頼の数なども変わってくるため、復旧完了までの期間も変化します。

専門アドバイザーの対応

専門アドバイザーの対応がいい業者はストレスなく復旧作業を進めることができます。

電話での診断時に機器の相談に乗ってくれる、復旧完了までの作業の説明が分かりやすいなど、親身に対応してくれるようなアドバイザーは、エンジニアとの情報共有が十分にできていることから、円滑に復旧作業を進められることが考えられます。

まずは技術力の高そうな一度電話してみて、専門アドバイザーの対応を確認してみるといいでしょう。

HP上の顔出しのお客様の声

HP上でお客様の声を提示している業者はありますが、その中でも顔出ししてのお客様の声を提示している業者は信頼されている可能性があります。

依頼したことに対して顔出しでお客様の声の掲載を許可しているということは、それだけ業者のサービスに満足していることが予想できるため、復旧できる可能性が高い業者の可能性が高くなります。

初期診断完了までの期間は?

初期診断の完了までの期間は短くて即日、時間がかかる業者では1週間以上かかる場合もあります。

なるべく早く初期診断を完了させたい・データ復旧したい方は、技術力の高いデータ復旧業者に依頼しましょう。

当日に機器を復旧依頼することは可能?

データ復旧業者によっては当日に復旧依頼をすることが可能で、技術力の高い業者に依頼するとその日中にデータ復旧が完了するケースもあるので、業者のホームページなどから当日中の依頼が可能かチェックしましょう。

即日依頼してなるべく早く復旧完了したい場合には、機器の持ち込みが可能な業者に直接持ち込みで依頼するのが、一番早い復旧方法です。

パソコンの解体作業は一緒にやってもらえるの?

業者次第で、データ復旧業者にパソコンごと持ち込むことによって、内蔵HDDやSSDを取り出しも一緒に対応できる業者もあります。

自力で取り出そうとして、記憶媒体の状態が悪化してしまったり、パソコンが元に戻せなくなってしまう可能性も考えられます。不安な方は自分で対処するのは控え、データ復旧業者にまとめて依頼するようにしましょう。

エリア別のおすすめデータ復旧業者まとめ

まとめ

今回は、USBメモリデータ復旧サービスの概要や費用、データ復旧業者を選ぶポイントについて解説しました。不明点があれば、データ復旧業者に直接問い合わせてみてください。

故障した機器からデータをサルベージ(取り出し)するためには、データ復旧業者への相談をしなければ何も始まりません。大切なデータを取り戻すために、最善の選択をしてください。

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