検索エンジン、クラウドコンピューティングなどIT関連の多くのサービスを提供するGoogleは、実は創業時から数多くの企業の買収を繰り返して大きくなってきました。

企業買収により成長を遂げるGoogle

Googleは1998年に創業された米国の企業ですが、現在までに買収してきた企業は140社以上に上ります。

Googleが買収してきた企業にはモバイル電話端末の企業であるモトローラや、インターネットの動画サイトを運営するYouTube、また、ソーシャルメディアの管理ソフトを提供するWildfireなど、様々な企業が含まれます。
ベンチャー企業から、大手の実績ある企業まで様々であり、一見その買収方針には統一性なくバラバラに思われるかもしれません。

しかし、そこにはGoogleが目指すところの将来のビジョンと、そこに至る緻密な戦略があります。

Googleが目指す未来

では、彼らGoogleが描くインターネットとそのセキュリティの将来とは、どのようなものなのでしょうか。

まず、Googleが掲げている彼らのミッションに「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする」といったものがあります。
つまり、Googleという企業は世界中にバラバラに存在する様々な情報をすべて集約、整理し、それを世界中の人々が手軽にアクセスし利用できるようにすることをミッションと考えています。

これは彼らの主要なビジネスであるGoogle検索エンジンや、世界中の地図や地図上のスポット、その写真などが検索できるGoogleマップなどもそのミッションに合ったものとなっています。

Googleが描く将来のビジョンは彼らが買収してきた企業を見ることで垣間見ることが出来ます。

これまでにGoogleが買収したセキュリティ関連企業

下記にはGoogleが買収してきた企業で、ITセキュリティ関連、およびセキュリティに関連してGoogleがビジネスを展開すると予想されるものを抜粋しました。

ITセキュリティ関連

  • Impermium:Webサイトのスパム対策支援
  • VirusTotal:Webサイトのマルウェア検出サービス
  • Postini:メッセージセキュリティ、アーカイビング、暗号化など
  • GreenBorder:メール、ブラウザのマルウェア対策

その他

  • Nest Labs:サーモスタット、煙感知システム

これらのGoogleによって買収された企業の特色を見ると、インターネット関連企業であるから当然のことではあるのですが、コンピュータの端末を対象としたセキュリティよりもWebサイトから来る脅威に対して重きを置いていることがわかります。
さらには、暗号化などの情報漏えいを防ぐための高度な技術が今後さらに必要だと考えていることも見えてきます。

ここまでは、IT関連のことについて少し詳しい人であれば、買収企業の業務内容によって簡単に想像することが出来るでしょう。
では、<その他>として掲げたNest Labsはどうでしょうか。

Nest Labsは「Nest Learning Thermostat」と呼ばれる人工知能を搭載したサーモスタットや、「Protect」と呼ばれる煙感知システムを販売している企業です。
なぜ、Googleは一見ITとは関連がなさそうなこの企業を買収したのでしょうか。

Googleは以前より家庭の中の冷蔵庫や電子レンジなど様々な機器をインターネットに接続して利便性を高めるスマートホームを将来実現していくことを目指しています。
このスマートホームの実現を目指していくにあたって、今回のNest Labsの技術は、その中核に位置付けられる可能性が高いと考えられます。

おわりに

スマートホームが実現することによって、例えば外出先でスマートフォンから帰宅時間を告げると、それに合わせて自宅の冷暖房が有効になる、とか、室内の異常を検知し、自動で連絡が来て、消防署などに連絡がなされる、また現在Googleが進めている車の自動運転を組み合わせると、外出先で自家用車を呼び出すと自動で迎えに来てくれる、などといったことが将来出来るようになるかもしれません。

さらには、全てのものがインターネットでつながるIoT(Internet of Things)の実現によって、電力やガスなどのインフラから、家庭まで様々なものがネットワーク接続される社会になることはそう先のことではないでしょう。

そういった未来を踏まえ、Googleが様々なものをインターネットで接続し、利用する仕組みづくり、そしてWebをベースとしたセキュリティの強化を考えていることが見えてきます。

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