ランサムウェア感染で業務に支障や情報漏えいの可能性│駒井ハルテック|サイバーセキュリティ.com

ランサムウェア感染で業務に支障や情報漏えいの可能性│駒井ハルテック



画像:株式会社駒井ハルテックより引用

株式会社駒井ハルテックは2024年7月31日までに、同社サーバーが第三者による不正アクセスを受け、複数の端末にランサムウェア被害が発生し、一部業務に支障が生じたと明らかにしました。

駒井ハルテック社によると2024年6月22日、リモートデスクトップ接続による不正ログオンが発生し、翌日2024年6月23日にはサーバー4台にデータの暗号化被害が確認されました。駒井ハルテック社はこのため、外部専門機関に調査を依頼し、2024年6月25日には不正アクセスの事実を公表していました。

同社が今回明らかにしたのは、その後の調査結果の一部です。同社によると、調査の結果、不正アクセスを受けたサーバーには従業員情報が含まれ、その一部データにおいて漏えいの形跡が確認されているとのこと。ただし、公表時点において取引先や関係先から預かった情報については確認されていないとしています。

なお、駒井ハルテック社は今後、新たな事実が判明した際には、開示すると説明。生産や営業活動を再開するなど、システム侵害の影響からは回復しつつあるものの完全ではなく、2024年8月30日以降を予定に、段階的に開放するとしています。

参照当社におけるシステム障害について調査結果のお知らせ


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