個人情報含むデータディスクが所在不明に、誤廃棄の可能性も│春日井市|サイバーセキュリティ.com

個人情報含むデータディスクが所在不明に、誤廃棄の可能性も│春日井市



画像:春日井市より引用

春日井市(愛知県)は2024年6月14日、個人情報を含む排水設備工事に関連した資料1,133件が記録されたデータディスクを紛失したと発表しました。

春日井市によると2024年5月22日、担当課の職員が排水設備工事調書のデータの確認を試みたところ、保管場所にあるはずのデータディスクが見当たらず、紛失が発覚しました。担当課は2024年6月11日までデータディスクを捜索しましたが、発見には至らず、誤廃棄の可能性が高いと判断し、事実を公表しました。

誤廃棄の懸念のあるハードディスクは市が2021年~2022年に市が把握する工事完了資料合計1,133件が記録されていました。公表時点で外部に流出したと見られる事実は確認されていませんが、資料には申請者等の住所、氏名、電話番号、設置場所及び工事図面等が記録されており、紛失に伴って、漏えいした可能性を完全には否定できない状況です。

春日井市は今後、ディスクの保管場所の見直しを行い、情報管理を適切に行うと発表。再発防止に努める考えを明かしました。

参照電子データディスクの紛失及び情報漏洩のおそれ


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