北九州市立大学、業務用パソコンが遠隔操作され情報漏えい懸念|サイバーセキュリティ.com

北九州市立大学、業務用パソコンが遠隔操作され情報漏えい懸念



公立大学法人北九州市立大学は2024年3月29日、大学に所属する教員が自宅での業務中に外部からの不正アクセスを受け、パソコンに格納されていた学生162名や交友関係者92名の個人情報が外部流出した可能性があると明らかにしました。

北九州市立大学によると、不正アクセスは2024年3月11日に発生しました。当事者となったのは同大外国語学部中国学科に所属する教員で、自宅にて業務用パソコンを使用中、第三者による不正アクセスを受け、パソコンが遠隔操作される事態となりました。

北九州市立大学が報告を受けたのは翌日2024年3月12日のことです。大学として詳細を調査したところ、被害パソコンには教員が2020年2学期~2022年2学期に担当していた学生162名の氏名や学籍番号、対象科目の素点に加え、教員の交友関係者92名の氏名、電話番号、メールアドレスなど個人情報が含まれていたことが判明しました。

なお、同大によると、遠隔操作に使用されたソフトウェアは、ダウンロードなどは行えず閲覧のみ可能とのこと。また、ファイルのうち学生の個人情報に関係するものは十分な長さを持つパスワード設定されており、漏えいの可能性は極めて低いとしています。

参照不正アクセスによる個人情報漏洩のおそれに関するお知らせとお詫び/公立大学法人北九州市立大学


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