豊郷町職員が自治会に町民の個人情報646件を流出、選挙などに利用される|サイバーセキュリティ.com

豊郷町職員が自治会に町民の個人情報646件を流出、選挙などに利用される



画像:豊郷町より引用

滋賀県豊郷町(とよさと)は2024年1月24日、町の職員が正当な理由がないにも関わらず町民の個人情報646件を不正に持ち出し、町内の自治会役員に流出していたと明らかにしました。

流出した名簿に記載されていたのは、いずれも同じ域内の住む町民です。名簿は氏名や住所、生年月日、性別、世帯主、続柄の記載があるもので、自治会長の依頼を受け職員が住民基本台帳システムを操作し、作成していたとのこと。流出先となる自治会では、名簿を役員選挙や記念品の贈答に使用していたことがわかっています。

自治会の名簿が詳しすぎると豊郷町に匿名の相談があり、町が内部調査したところ、職員の関与が判明しました。豊郷町によると、職員は過去、他の自治会長にも同様の名簿を手渡すなどしていたとのこと。職員は「自治会に協力したかった」などと話しており、豊郷町は処分を検討しています。

参照個人情報の流出について(報告とお詫び)/豊郷町


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