エイチーム、アクセス権限誤設定で約96万件の流出か|サイバーセキュリティ.com

エイチーム、アクセス権限誤設定で約96万件の流出か



画像:株式会社エイチームより引用

スマートフォン向けアプリケーションなどを展開する株式会社エイチームは2023年12月7日、同社がクラウドサービス上で利用した個人情報約96万件を含むファイルが公開状態であり、対象データが流出しうる状態にあったと明らかにしました。

エイチームによると、同社グループではグーグル社のクラウドストレージサービス「Googleドライブ」を利用していました。ところが2023年11月22日、サービスで管理するファイルのアクセス権限において「リンクを知っているインターネット上の全員が閲覧できる」設定になっていると判明。同社が調査したところ、対象ファイルのうち約4千件に顧客、取引先、従業員等合計約96万件の個人情報(氏名・メールアドレス・端末識別番号など)が含まれていたことが判明しました。

同社は判明後、対象データのアクセス制限を変更し漏えい対策を取りました。公表時点で個人情報の不正利用被害などは確認されていないとのこと。調査は今後も継続し、公表すべき事実が判明した場合、ホームページ等に掲載するとしています。

参照個人情報漏えいの可能性に関するお知らせ/株式会社エイチーム


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