京都府警、ウェブスキミング犯罪を初検挙|サイバーセキュリティ.com

京都府警、ウェブスキミング犯罪を初検挙



京都府警は2023年11月、音楽グループ公式ショッピングサイトにウェブスキミングを仕掛けユーザーのクレジットカード情報を盗み取った疑いで、埼玉県に住む20代男性を逮捕しました。

情報によると、逮捕された男性は2022年10月頃より、ある音楽グループの公式ショッピングサイトに不正プログラムを仕掛けました。プログラムは正規サイトに入力された情報を不正流出する「ウェブスキミング」を促すもので、京都府内に住む3名のクレジットカード情報を盗み取った疑いが持たれています。

「ウェブスキミング」に関係する犯罪は世界中で数多く発生しています。しかし、偽サイトへの誘導を行う「フィッシング詐欺」と異なり、ウェブスキミングは正規サイト内で発生するため、管理者側の警告なくして、ユーザーが探知するのは事実上不可能と言われています。

京都府警は今回、サイバーパトロールにより100件以上投稿されたクレジットカード情報を発見。捜査を着手したことにより検挙に至ったとしています。ウェブスキミングの検挙は国内に例がなく、全国で初めての検挙例となります。

参照「正規サイトから情報不正入手「ウェブスキミング」初検挙 京都/NHK NEWS WEB」


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