不正アクセスで1万件超のスパムやアドレス流出懸念、沖縄県立看護大学|サイバーセキュリティ.com

不正アクセスで1万件超のスパムやアドレス流出懸念、沖縄県立看護大学



画像:沖縄県立看護大学より引用

沖縄県立看護大学は2023年5月、同大が所属学生に付与した大学メールアドレスおよびパスワードが窃取され、学内外のメールアドレス合計469件が流出したほか1万2,000件を超えるスパムメールが発信されたと明らかにしました。

説明によると、攻撃を受けたのは学生Microsoft365アカウントで、2022年12月6日〜2023年3月8日にかけ、メール送信サーバーから直接スパムメールを発信していたとのこと。送信メールはいずれも海外サイトへのリンクを掲載したもので、多数の宛先に送信したほかメールボックス内に記録されていた学内外のメールアドレス合計469件について流出の懸念が生じています。

同大は事案判明後、パスワードを変更するなどの措置を講じました。公表時点で情報の不正利用と見られる動きはなく、今後はセキュリティ強化により再発を防止するとしています。

参照情報セキュリティインシデントの発生について/沖縄県立看護大学


SNSでもご購読できます。