画像:独立行政法人 国立病院機構 浜田医療センターより引用
国立病院機構・浜田医療センター(島根県)は2023年4月14日、同院の一部入院患者の個人情報や識別情報を記録したポータブル型のHDDを紛失したと明らかにしました。
同院によると、紛失したHDDには2023年4月5日に入院した患者の個人情報や過去10年に渡り特定の職員が担当していた患者1,320 名のID・病名等が記録されていました。紛失は2023年4月5日に判明したもので、院内を捜索するなどしたものの公表時点で発見に至っていません。
同院によると、HDDにはパスワードロック等のセキュリティ対策は講じられていません。ただし、状況から院外に持ち出された可能性は極めて低く、公表時点で不正利用等も確認されていないとのこと。
同院は今後、対象となる患者らに連絡を取り謝罪。セキュリティ強化などの再発防止策を講じるとしています。
参照個人情報を記録したポータブルハードディスクの紛失に関するお詫びとご報告【2023年4月14日】/独立行政法人 国立病院機構 浜田医療センター