Hitachi energyがゼロデイ攻撃被害、従業員データへの不正アクセスの可能性|サイバーセキュリティ.com

Hitachi energyがゼロデイ攻撃被害、従業員データへの不正アクセスの可能性



画像:Hitachi energyより引用

日立製作所の子会社Hitachi energyは2023年3月17日、同社が運用しているサードパーティソフトウェア「GoAnywhere MFT(Managed File Transfer)」に内在する脆弱性を利用したゼロデイ攻撃が確認されたと明らかにしました。

ゼロデイ攻撃とは、システム脆弱性が発見されてから対策が為されるまでの間隙を突く、防御が難しいとサイバー攻撃です。同社によると攻撃者はランサムウェアを利用して、従業員データへの不正アクセスした可能性がある状況とのこと。

一方、同社は問題判明後、システムをネットワークから切り離すなどの対策を講じています。フォレンジック調査を専門とする外部調査機関にも調査を依頼しており、影響が生じる可能性のある従業員に通知、関係各所への連絡もしているとのこと。

なお、公表時点で被害懸念は従業員データに留まっています。ネットワークの運用や顧客データへの侵害は確認されていないとのことです。

参照Third-party cybersecurity inciden/Hitachi energy


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