画像:大阪市より引用
大阪市は2022年7月29日、都島区役所にて市が独自に設けている災害時ボランティア制度「都島区災害時お助け隊(M-sot)」の登録隊員に向けた電子メールにて誤送信が発生し17件のメールアドレスにて誤表示が発生したと明らかにしました。
大阪市によれば2022年7月28日、都島区役所の担当者がM-sot向けの研修会の実施を案内するため、隊員らに電子メールを送信しました。ところが、担当者が宛先設定を行う際、本来は送信先間でのメールアドレスを非表示にするため「Bcc」とすべきところを、「宛先(To)」欄に入力し送信するミスを起こしたとのこと。
このため、メール送信先となった隊員の間では、お互いのメールアドレスが表示される事態が発生。担当者は誤送信に気付いていませんでしたが、別の職員がミスに気付き、指摘したことにより判明しました。
メールの削除依頼し謝罪
大阪市は誤送信の発生を受け、該当する隊員らに謝罪し、メールの削除を依頼しました。
市では誤送信の原因として、担当者のミスに加えて、該当メールが運用管理責任者の承認を受ける必要のある組織アドレスから送られなかったこと、ダブルチェックが徹底されなかったことを指摘。
今後は、事案を職員に周知し、情報の適正な取り扱いを周知・徹底するとしています。
参照報道発表資料 都島区役所におけるメール誤送信による個人情報等の漏えいについて/大阪市