従業員がフィッシング被害で情報流出の可能性、矢野経済研究所|サイバーセキュリティ.com

従業員がフィッシング被害で情報流出の可能性、矢野経済研究所



画像:株式会社矢野経済研究所より引用

株式会社矢野経済研究所は2022年6月8日、同社に所属する従業員のメールアカウントから情報が流出し、過去従業員とやりとりした社内外関係者に向け不審なメールが送信されたと明らかにしました。

説明によると、原因は従業員が誤ってフィッシングサイトにアクセスしたことによるものです。同社によれば、これによりMicrosoft 365のIDとパスワードが窃取され、結果としてメールアカウント情報の流出に繋がったとのこと。

同社によれば、公表時点で社内外関係者に向け不審なメールが発信されている事実が確認されており、情報が流出した可能性があると判断。関係先に謝罪し、注意を呼び掛けている状況です。

同社名乗る英文メール

株式会社矢野経済研究所によると、確認されている不審メールは英文で同社を名乗りつつ、市場調査情報と称しています。

また、メール本文にはURLが記載されていますが、アクセス先は情報窃取を目的としたものであるため、同社は受信した場合、メールごと削除するよう呼び掛けています。

なお、同社によると公表時点で被害アカウントはパスワード変更など対応済で、今後は再発防止に向けセキュリティ対策の強化に取り組むとしています。

参照弊社アドレスからの不審メールに関するお詫びとお知らせ/株式会社矢野経済研究所


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