近江牛の毛利志満がEmotet感染、一部顧客情報流出の可能性|サイバーセキュリティ.com

近江牛の毛利志満がEmotet感染、一部顧客情報流出の可能性



画像:森島商事株式会社より引用

森島商事株式会社は2022年5月20日、社用パソコンがEmotetに感染した影響で、同社が運営するオンラインショップ「近江牛 毛利志満オンラインショップ」の一部顧客情報に流出の可能性が生じたと明らかにしました。

説明によれば2022年5月19日になり、オンラインショップユーザーから「不審なメールが届いている」と連絡を受けたとのこと。同社が調査したところ、端末がEmotetに感染している事実が判明しました。

同社によると、端末内に記録されていた社内外のメールアドレス、氏名、住所、電話番号などのデータおよびメール本文データに流出懸念が生じています。公表時点で不審メールも確認されており、同社は注意を呼びかけています。

セキュリティ改修を計画

森島商事株式会社は現在、オンラインショップサービスの一時停止しています。

原因となったEmotet感染については調査を継続している状況で、並行して個人情報を取り扱うシステム全体の見直しを行うと発表。具体的には、従業員に対するセキュリティ研修や個人情報の記載された電子メールの管理ルール改定、管理体制の強化に取り組むとのこと。再発防止に向け取り組むとしています。

参照「なりすましメール」による個人情報漏えいの可能性に関するお知らせとお詫び/森島商事株式会社


SNSでもご購読できます。