脆弱性原因でカード情報1万6,093件流出の可能性、株式会社machatt|サイバーセキュリティ.com

脆弱性原因でカード情報1万6,093件流出の可能性、株式会社machatt



画像:株式会社machattより引用

株式会社machattは2022年5月18日、同社の運営するオンラインショップ「MACHATT ONLINE STORE(以下:被害サイト)」が何者かのサイバー攻撃を受けたことにより、過去被害サイトにてカード決済したユーザーのクレジットカード情報1万6,093件が流出し、不正利用された可能性があると明らかにしました。

説明によると同社は2022年2月22日、一部のクレジットカード会社より被害サイトからのカード情報流出の可能性について連絡を受けたとのこと。懸念を知らされた同社がこれを調査したところ、2021年8月10日~2022年2月22日にかけて被害サイトでカード決済したユーザーの情報が流出した可能性が判明しました。

同社によると、原因は被害サイトに内在していた脆弱性です。攻撃者は脆弱性を利用しサイトの決済システムを改ざんしていたとのこと。このため、同社は事実を公表し、関係先に謝罪しました。

公表まで3カ月、対応準備整えたと説明

株式会社machattによると同社は2022年5月18日時点で、被害が懸念されるユーザーに順次連絡と注意喚起をしています。

同社は被害懸念判明から公表までに約3カ月が経過している点について「対応準備を整えていた」と説明。情報不確定かつ対応準備が整わないまま公表するといたずらに混乱を招きかねず、調査完了およびカード会社との連携が不可欠と判断したのこと。

なお、同社は今後、被害サイトのセキュリティ対策の強化改修を実施。セキュリティ改修完了後、再開日をウェブサイトにて知らせるとしています。

参照弊社が運営する「MACHATT ONLINE STORE」への不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ/株式会社machatt


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