鈴木鋼材株式会社がEmotet感染、取引先に不審メール|サイバーセキュリティ.com

鈴木鋼材株式会社がEmotet感染、取引先に不審メール



画像:鈴木鋼材株式会社より引用

鈴木鋼材株式会社は2022年3月31日、同社の使用する端末がEmotetに感染した影響で、同社に所属する実在の従業員を名乗る不審なメールが確認されたと明らかにしました。

同社が明かしたところによると、確認された不審メールはパスワード付きZIPファイルやエクセルファイルを添付したもので、同社の取引先に向けて送信されているとのこと。

問題のメールは同社の従業員を名乗っているものの、アドレス自体が同社と関係なく、開封するとマルウェアに感染する可能性があるとして注意を呼び掛けています。

情報流出の可能性も

鈴木鋼材株式会社は公表した文章中で、感染は公表しましたが、情報流出には触れていません。ただし、Emotetは感染した端末のメール情報を盗み出すこと、また、不審メールが取引先に宛てられていることから、情報流出が生じている可能性が懸念されます。

なお、同社は今後、不正アクセスの防止などセキュリティ対策を強化すると発表。再発防止に努める考えを明かしています。

参照当社を装った不審メールに関するお詫びとお知らせ/鈴木鋼材株式会社


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