プリントオンもEmotet感染、顧客宛に不審メールか|サイバーセキュリティ.com

プリントオンもEmotet感染、顧客宛に不審メールか



画像:プリントオン株式会社より引用

プリントオン株式会社は2022年3月18日、同社が運用する端末がEmotetに感染した影響から、同社の保有する顧客情報の一部が流出し、感染拡大を意図したと見られる不審メールに転用された可能性があると明らかにしました。

説明によれば2022年3月17日、顧客より「不審なメールが送信されている」と連絡を受けたとのこと。同社が調査したところ、端末がEmotetに感染し、情報が流出していた可能性が判明しました。

プリントオン社はこのため、同社を装った不審メールを受信した場合、添付ファイルにアクセスせず削除するよう求めています。被害は関係各所に報告しており、今後はセキュリティ強化を通じて再発防止に努めるとしています。

ZIPやエクセルファイルで感染狙う

プリントオン社は記事公開時点で確認された不審メールの具体例を公開しています。

これによると、攻撃者はZIPフォルダやエクセル(xlsm)形式のファイルを添付した電子メールを送信しています。本文にてプリントオン社の担当者を名乗りつつ、確認を促すかのような文言を記載することで、感染拡大を狙っているものと見られます。

参照弊社を装った不審なメールについてのお詫び/プリントオン株式会社


SNSでもご購読できます。