小野組もEmotet感染、取引先に従業員名乗る不審メール|サイバーセキュリティ.com

小野組もEmotet感染、取引先に従業員名乗る不審メール



画像:株式会社小野組より引用

株式会社小野組は2022年3月8日、同社の使用する端末がEmotetに感染し、被害端末に記録されていたメール情報が第三者に盗み取られた可能性があると明らかにしました。

小野組によれば、取引先数社より、小野組の従業員の名前を名乗った不審メールが発生していると連絡を受けたとのこと。同社が調査したところ、会社で使用する端末の一部がEmotetに感染していることが明らかとなりました。

小野組は被害発生に伴い、関係先に同社からのメールのに注意するよう呼び掛けています。Emotetは被害端末から盗み出した情報を引用する形で感染を広げるため、不審なメールを受信した場合は開封せず、削除するよう依頼しています。

Emotetが猛威振るう、対策も

2022年も3月に入りましたがEmotetの勢いが衰えを見せる様子はありません。

Emotetは感染した端末のメール情報を読み出し、情報流出を引き起こすマルウェアです。感染後は盗みだした情報を引用し、実在する従業員を名乗ったり、過去やりとりしたメールに対する返信を装うなどすることから、防御が難しいとされています。

Emotetへの感染は、JPCERT/CCが提供している感染確認ツール「EmoCheck」により識別が可能です。

参照【緊急】弊社社員を装った不審メールにつきまして/株式会社小野組


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