
画像:Coinbaseより引用
米国大手仮想通貨取引所のCoinbase(コインベース)は2021年9月28日、同社を装ったフィッシング詐欺が発生したことにより、取引所を利用する少なくとも6,000名のユーザーのアカウントがサイバー攻撃の対象となり、仮想通貨を不正に出金されたと明らかにしました。
発表によると、攻撃は2021年4月~2021年5月にかけて確認されたもので、不正アクセス判明後、攻撃者によるアクセス元を遮断するなどの措置を講じたとのこと。被害アカウントへのアクセス権も取り戻しており、不正出金被害者には順次補償する方針です。
同社アカウントへの不正アクセスにはユーザーごとにメールアドレスやパスワード・電話番号などが必要です。同社は自社システムへの攻撃や被害は確認されなかったと発表し、攻撃者は何らかの手段でこれらを入手し不正アクセスしたものとしています。
狙われやすい仮想通貨関係
仮想通貨は性質上、攻撃者にとって非常に都合の良い資産です。
このため、仮想通貨取引所のシステムやユーザーアカウントは非常に攻撃の対象となりやすく、高いセキュリティが求められます。
過去には日本でもコインチェック社が約580億円もの仮想通貨盗難被害に遭いました。
参照Coinbase、6000人超の顧客アカウントに不正アクセス–仮想通貨が盗まれる/CNET JAPAN
参照 Unauthorized Access to Your Coinbase Account/coinbase
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- 2.あなたの会社の情報が漏洩したら?
- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
- 6.中小企業がITセキュリティ対策としてできること
- 6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
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