画像:九州歯科大学より引用
九州歯科大学は2021年8月24日、所属する教員のメールアカウントが何者かに乗っ取られ、およそ3万9,000件の不審メールを発信していたと明らかにしました。
九州歯科大学によると2021年8月23日の朝、被害アカウントに身に覚えのないリターンメールが発生していることに気付いた教員が大学に報告したことにより発覚。
大学側が調査したところ、何者かが教員のアカウントを窃取して、学内外におよそ3万9,000件の不審メールを発信していた事実が明らかになりました。
情報流出は確認されず
九州歯科大学によると、記事発表時点で不正アクセスの原因は明らかになっていません。
ただし、攻撃者がメールアカウントを悪用する形で情報流出につながるサービスにアクセスした履歴は見つかっておらず、大学も個人情報の流出は確認されていないとの立場を取っています。
なお、大学は被害者らに謝罪を実施。あわせて、不審メールを確認した場合は安易に開封しないよう呼び掛けています。