府立高専で誤送信、体験入学申込者78名のアドレス流出|サイバーセキュリティ.com

府立高専で誤送信、体験入学申込者78名のアドレス流出



画像:大阪府立大学工業高等専門学校より引用

大阪府立大学工業高等専門学校は2021年8月6日、同校の体験入学申込者に向けた電子メールについて誤送信が発生し、一部申込者78人のメールアドレスおよび、ふりがな氏名が流出したと明らかにしました。

発表によれば、誤送信メールは同校が2021年8月5日に体験入学申込者に向けて外部一斉メールとして発信したもの。原因は送信形式の設定ミスで、担当者が宛先設定を入力する際、本来「Bcc」で送信するよう求められていたにもかかわらず「宛先」欄にメールアドレスを入力するミスを起こしたとのこと。

担当者はミスに気付かないまま電子メールを送信したため、送信先となった申込者78名の間でお互いのアドレスが表示される事象が発生。ミスの指摘を受けた同校はその後、謝罪しました。

被害者らに電子メールの削除を依頼

大阪府立大学工業高等専門学校は誤送信によるアドレス流出を受け、送信先となった申込者らに個別に連絡を取り電子メールの削除を依頼しています。

また、同校は今後の再発防止策として、外部一斉メールを送信する際は「Bcc」形式で送信するよう徹底すると発表。また、複数の職員によるチェックも徹底し、再発を防止するとしています。

参照【重要】メールアドレス流出に関するお詫び


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