東大阪医療センターが不正アクセス被害、医用画像に閲覧障害|サイバーセキュリティ.com

東大阪医療センターが不正アクセス被害、医用画像に閲覧障害



画像:地方独立行政法人市立東大阪医療センターより引用

地方独立行政法人市立東大阪医療センターは2021年6月22日までに、センターが利用する医用画像参照システムのサーバーが何者かの不正アクセスを受けたことにより、システムの一部において利用できない状況が発生したと明らかにしました。

センターによると、障害は2021年5月31日に起きたもので、突如医用画像システムが利用できない事象が発生したとのこと。このため、同院は一部の来院患者や診察予約患者において予約日の変更などを余儀なくされたとしています。

センターが発生した障害を調査したところ、原因は外部からのサイバー攻撃によるものと判明しました。何者かがシステムを運用しているサーバーに攻撃を仕掛け、画像参照システムの利用を阻害した事実が判明したとしています。

個人情報の流出は確認されず

東大阪医療センターによると、センターは現在、被害拡大の防止やシステムの復旧を目指して修復作業を進めています。

記事発表時点で個人情報の流出は確認されず、当面の診療への影響も解消されたとしていますが、一方でシステム障害は継続しており、センターが過去撮影した一部の撮影画像において、閲覧できない状態が続いているとのこと。

このため、東大阪医療センターは今後も調査を継続。また、警察に被害を届出たとしています。

参照医用画像参照システムサーバーのダウンについて(第2報)
参照医用画像参照システムサーバーのダウンについて(第1報)

医療機関でインターネットを安全に使うためには
「AXISスマートブラウザ」はコンテナ技術でパソコンの中に仮想的に安全な環境を作り、その中でChromeやEdge・Firefoxなどのブラウザを起動させるインターネット分離ソリューションです。さらに、インターネットサイトやメールで入手した情報やデータを安全に活用するための無害化機能も搭載しています。

  • 月額1,980円(税込)、初期投資0のリーズナブルな料金
  • 専用ソフトをPCにインストールするだけで利用可能、導入や運営のためのIT要員は不要
  • 無害化処理やウィルスチェック機能は標準搭載

サイバーセキュリティ.com限定 1ケ月無料体験クーポン プレゼント中!!

詳細はこちらから
株式会社アクシス



セキュリティ対策無料相談窓口


「セキュリティ対策といっても何から始めたら良いかわからない。」「セキュリティ対策を誰に相談できる人がいない。」等のお悩みのある方、下記よりご相談ください。

無料相談はこちら

SNSでもご購読できます。