マルウェア感染でやりとり引用した不審メール|パラマウントベッド株式会社|サイバーセキュリティ.com

マルウェア感染でやりとり引用した不審メール|パラマウントベッド株式会社



画像:パラマウントベッド株式会社より引用

パラマウントベッド株式会社は2021年6月15日、同社が業務上の理由で運用している仮想PC環境においてマルウェアに感染した事実が判明し、社外関係者のメールアドレスやメール本文が流出した可能性があると明らかにしました。

同社によると、攻撃者は感染先のPC環境から奪い取った情報を利用して、不審メールを発信しています。同社が確認したところによると、攻撃者は同社従業員と社外関係者が実際に過去やりとりしたメール内容を引用した形でメールを送り、本文内容でURLへのアクセスや添付ファイルの開封を促すなどしているとのこと。

同社はこのため、流出先に事実を公表。被害者に謝罪するとともに注意を促している状況です。

不審メールを開封しないよう呼びかけ

パラマウントベッド株式会社は現在、発生している不審メールを開封しないよう呼び掛けています。

攻撃者は不審メールに正体不明のファイルを添付するほか、本文中にURLリンクを記載するなどしていますが、同社はいずれもマルウェアの感染元である可能性が高いとの認識を示しており、受信した場合は開封せずに削除するよう呼び掛けています。

また、同社は今後、実在する従業員を騙るメールも発生する可能性があることから、メールを開封する前に、アドレスにも注目するよう呼び掛けています。

参照コンピュータウイルス感染に関するお詫びとお知らせ


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