掛川市文化財団、電子メール誤送信でチケット購入者らのアドレス流出|サイバーセキュリティ.com

掛川市文化財団、電子メール誤送信でチケット購入者らのアドレス流出



画像:公益財団法人掛川市文化財団より引用

公益財団法人掛川市文化財団はこのほど、2021年6月20日に開催を予定していた神田伯山独演会の開催中止決定の連絡メールを誤送信し、チケット購入者らのメールアドレスが流出したと明らかにしました。

発表によると、中止の理由は新型コロナウイルスの蔓延によるもので、2021年6月8日にはチケット購入者らに中止の決定を知らせる電子メールを送信しました。ところが送信担当者が購入者らに向け外部一斉メールを発信する際、本来アドレスを非表示とすべきであるにもかかわらず、送信先が表示される形式で発信するミスをしました。

これにより送信先でお互いのアドレスが表示される事態となり、財団に流出を指摘する電話やメールが相次いだとのこと。財団側は流出を認め、謝罪対応を取りました。

美術館にお詫び掲示、教育徹底で再発防止へ

掛川市文化財団によると財団は誤送信発生に伴い、市の美術館等各施設にお詫びを掲示しています。

また、今後の情報流出を防ぐため、個人情報の取り扱い規定とインターネットを活用した事務手順書等の見直しをするとのこと。また、職員への教育を徹底し、再発防止に努める考えを明らかにしました。

参照公演中止案内メール送信に伴う情報漏洩の発生について


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