沖縄県、誤送信で教員選考試験受験者ら約3,000名のアドレス流出|サイバーセキュリティ.com

沖縄県、誤送信で教員選考試験受験者ら約3,000名のアドレス流出



画像:沖縄県より引用

沖縄県は2021年6月10日、県教育庁が発信した電子メールについて誤送信が発生し、2021年度教員選考試験の受験者ら約3,000名のメールアドレスが流出したと明らかにしました。

沖縄県によると、同県では試験日時を当初予定していた日から別の日に変更すると決まったことを受け、試験日程の変更を伝える電子メールを受験者らに外部一斉メールとして送信しました。(送信対象者は約3,000名を11のグループに分けて送信)

ところが、メール送信を担当した職員が送信形式を指定する際、「BCC」ではなく「TO」に設定したまま送信するミスをしたとのこと。これにより受験者間においてお互いのメールアドレスが表示され、流出が判明したとしています。

電子申請システムによる誤送信防止対策へ

沖縄県は今回の流出の誤送信を受け、電子メールによる連絡から電子申請システムを活用した連絡に切り替える考えを明らかにしています。電子申請システムは各自治体などで活用されているもので、任用試験などの申込や各種申請書類の情報提供などに活用されているシステムです。

なお、沖縄県はメール誤送信判明後、被害を受けた受験者ら全員に謝罪しました。誤送信メールについては削除を依頼しているとのことです。

参照メール誤送信によるメールアドレスの流出について《お詫び》


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