東京都、ウェブ会議招待メールを誤送信で参加予定者40名のアドレス流出|サイバーセキュリティ.com

東京都、ウェブ会議招待メールを誤送信で参加予定者40名のアドレス流出



画像:東京都より引用

東京都は2021年4月21日、都が開催を予定していたWeb会議「大学研究者による事業提案制度」に関する電子メールについて誤送信が発生し、会議参加予定者40名のメールアドレスが流出したと明らかにしました。

発表によると、誤送信を起こしたのは都の事務担当者です。2021年4月20日にウェブ会議システムの招待メール作成機能を使用して、招待メールを発信したところ、参加予定者全員のメールアドレスを記載したまま送信するミスが発生。

担当者は招待メール送信時にミスに気付いていませんでしたが、メールを受信した参加予定者から「他の参加者のアドレスが表示されている」と指摘を受けたことにより、アドレスの流出が判明したとのことです。

ウェブ会議開催時は個人情報に留意するよう徹底

東京都はメール送信時のミスを受け、対象者全員にBCC形式での電子メールを送信。謝罪および誤送信メールの削除を依頼する対応を取りました。

また、今後は個人情報の適切な取り扱いを、情報セキュリティの教育および指導を徹底すると発表。外部とのウェブ会議においては、個人情報に留意した開催方法を職員へ周知するなど、再発防止に努める考えを明らかにしました。

参照個人情報(メールアドレス)の流出について


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