公益財団法人の愛媛県動物園協会は2020年10月28日、同協会における職員採用試験に関する案内メールに誤送信が発生し、試験応募者26名のメールアドレスおよび、うち23名の氏名が流出したと明らかにしました。
愛媛県動物園協会によると、協会ではハローワークを通じて職員募集を行っており、2020年10月26日までに26名の応募があったとのこと。
このため、協会側は応募者26名に受験案内のメールを送信しましたが、担当者が外部一斉メールにおいて同報者間でメールアドレスを表示しない「BCC」ではなく別の形式で送信したため、同報者間でお互いのメールアドレスが表示される事象が起きたと説明しています。
被害者から指摘入り発覚
愛媛県動物園協会によると電子メールの誤送信は2020年10月27日、誤送信メールを受信した被害者からハローワークを通じて指摘があり発覚しました。
このため、協会側はすべての配信先に謝罪を実施したほか、全職員に対して個人情報の取り扱いに関する研修の実施を決定。外部一斉メールの防止については、複数名によるダブルチェックで対策すると説明しました。