250万件の個人情報記録した媒体を誤廃棄|みずほ総合研究所株式会社|サイバーセキュリティ.com

250万件の個人情報記録した媒体を誤廃棄|みずほ総合研究所株式会社



みずほ総合研究所株式会社は2020年7月22日、同社が保有する個人情報などを記録した外部記憶媒体を紛失したと明らかにしました。
同社が公表した資料によると、紛失した記憶媒体は「Linear tape open(リニア テープ オープン 通称:LTO)」と呼ばれるコンピューター用の磁気テープ媒体です。
内部には顧客管理システムのバックアップデータとして、2018年12月7日までに取引していた個人情報約66万9千件にサービス利用実績に関する情報183万8千件、株式会社みずほ銀行との共同事業「MIZUHO Membership one」に関係する情報などが記録されていました。

判読には特殊なシステム必要、流出の可能性は低い

みずほ総合研究所株式会社はによると、紛失は経緯などを調査したところ、誤廃棄による紛失の可能性が高いとのことです。
また、紛失したLTOに記録されたデータを読み取るには、特殊な仕様のシステム環境を用意する必要があるため、万が一第三者の手に渡ったとしても判読は困難とのこと。記事発表時点で二次被害等は確認されておらず、流出の可能性は低いとの見方を示しています。
参照みずほ総合研究所株式会社/みずほ総合研究所株式会社におけるお客さま情報紛失について


SNSでもご購読できます。