仮登録者宛てのメールを誤送信、アドレス90件流出か|日の丸自動車学校|サイバーセキュリティ.com

仮登録者宛てのメールを誤送信、アドレス90件流出か|日の丸自動車学校

画像:日の丸自動車学校より引用
日の丸自動車学校株式会社は2020年6月10日、同社が免許取得のための受講仮登録を済ませた顧客に対して電子メールを発信する際、誤送信が発生し登録者らのメールアドレスが流出したと明らかにしました。
同校によれば、誤送信の原因は宛先設定の入力ミスです。メールは同校担当者が大型二輪免許取得希望者22名(本人分1名含む)および普通二輪免許取得希望者68名(本人分1名含む)に宛て、2020年6月5日に外部一斉メールとして送信されたもの。同校では本来同報者間でアドレスを隠す「BCC」設定を用いるよう求めていましたが、担当者が操作を誤り「TO」設定で送信したため、送信先でアドレスの共有が発生したと説明しています。

チェック体制の不備が原因

日の丸自動車学校株式会社は今回のインシデントに対して、被害を受けた登録者らに個別に電話連絡を行うとともに、該当メールの削除を要請しています。
また、今回の流出原因は宛先設定のミスという人為的なものであるため、チェック体制の強化を発表。具体的には、校内の全職員に対して事案を紹介し周知するとともに、外部メール発信時は複数名で確認を行うなど、再発防止に努める考えを明らかにしました。
参照メールアドレス流出事案の発生につきまして/日の丸自動車学校


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