
画像:【お知らせ】山口県産業技術センターのメールサーバによる外部メールの不正中継について/山口県産業技術センターより
山口県産業技術センターは2020年5月13日、同センターの管理するメールサーバーが何者かに不正利用され、不特定多数に発信された迷惑メールの中継先になっていたと明らかにしました。
原因はメールサーバーの更新ミスです。同センターはシステム上の必要性から2016年にメールサーバの更新作業を実施したが、作業中に設定ミスが発生し、外部から発信された電子メールを転送可能な状態にしてしまったと説明しています。
メール本文はポルトガル語
山口県産業技術センターによれば、中継したメールはいずれも国外から発信されたもので、本文はポルトガル語で綴られていました。宛先はホットメールやGmailなどのフリーメールで、大部分はブラジルのドメインのアドレスです。本文内容は広告掲載を勧誘する内容のものであることから、スパムメールの踏み台に利用されたものと見られます。
なお、同センターによれば、大量のスパムメールを中継したためセンターのサーバーが不正中継データベースに登録され、センターが発した正規の電子メールまでブロックされてしまう状況が生じているとのこと。センター側は復旧作業を進めており、今後は関連機器まで含め設定を再度点検するなど、セキュリティ強化を実施する考えを示しています。
参照【お知らせ】山口県産業技術センターのメールサーバによる外部メールの不正中継について/山口県産業技術センター
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